Game*Spark編集部がオススメする5月第1週の特選インディー3選をお届け!
今週は、最大6人協力プレイ可能な科学研究所オープンワールドサバイバル『Abiotic Factor』、人里離れた丘にお城を建設するリラックスゲーム『Tiny Glade』、オープンワールドの都市を舞台としたライフシミュレーションゲーム『Denizen』の3本です。
Abiotic Factor
本作は、世界最高峰の頭脳を持つ人物が集結し、科学研究のあらゆる分野やその先の領域にまで及ぶ秘密研究ネットワークを構築している施設・GATEが舞台のオープンワールドサバイバルクラフトゲームです。
プレイヤーは最大6人の科学者でチームを組み、超常的トラブルが起きて助けがこないGATEからの脱出を目指します。プレイ開始時に専門分野を選ぶほか、超自然的なアーティファクトや超次元的なエネミー、失敗した科学実験の副産物などが跋扈する地下施設を探索し、生き延びなければなりません。
ゲーム内容は『Project Zomboid』や『7 Days to Die』を足したようなサバイバルゲームになっています。多くのサバイバルクラフトは自然の中やゾンビがはびこる世界が舞台ですが、本作は人工的な施設というやや珍しい舞台設定。施設内では空き研究室や自販機から物資を盗むことができるほか、フォークリフトやSUV、テレポーターなどを使った移動も可能です。また、上記サバイバル系作品に加え、『Half-Life』や「SCP」といった作品の要素も合わさっているようです。
2024年5月3日に早期アクセスにて配信されたばかりですが、その完成度の高さや内容が評価され、Steamレビューでは記事執筆時点で3,800件以上を集め「圧倒的に好評」を獲得しています。さらに、SteamDBによると最大同時接続数は21,000を超え、記事執筆時点においても1万人前後の同時接続数を記録する盛況ぶりを見せています。
早期アクセス期間は8から12か月を予定しており、2から3か月ごとに新しいセクターとそれに付随する新機能を実装するようです。それに加え、今後は新たな敵、アイテム、装備、ストーリー、チャレンジなどが追加予定です。なお、正式リリース時には価格が値上げされる可能性もあるとのことです。ストアページではロードマップも公開されているので、気になる方はチェックしてみてください。
タイトル:Abiotic Factor
対応機種:PC(Steam)
発売日:2024年5月3日
価格:2,800円
日本語:あり
Tiny Glade
本作は、デベロッパーPounce Lightが現在開発中の人里離れた丘にお城を建設するリラックスゲームです。グリッドレスで自由なデザインが可能となっており、壁に道を通せば自動で扉やアーチが作られます。マネジメント要素や戦闘、決まった答えも間違いも手詰まりもないので、思いつくままに独創的なお城を作り上げることができます。
自然豊かでのどかな空気感も本作の魅力のひとつ。日中は小動物がてくてくと小道を歩き、夜になれば蛍の光がお城を照らします。
先日には、デモ版の配信が現地時間5月30日に公開されることも発表されており、製品版で用意される5つの空き地のうちの1つ、夏の空き地でプレイ可能。フォトモードも利用できるそうです。
タイトル:Tiny Glade
対応機種:PC(Steam)
発売日:2024第3四半期
価格:未定
日本語:あり
Denizen
Departure Interactiveは、オープンワールドライフシム『Denizen』をSteam早期アクセスで配信しました。本作は、オープンワールドの都市を舞台としたライフシミュレーションゲームです。この都市では自由に生きられますが、何をするにもまずは生活費が必要。就職して仕事をしたり、外出先で副業をしてちょこっと稼いだり、地元の人を助けてお小遣いをもらったりして資金を貯めていきます。
お金が貯まったら、新車や服、一軒家などが購入可能。自分らしくカスタマイズする要素もあるようです。早期アクセスでの配信となっており、今後1年間をかけて新しいエリアやクエスト、アイテム、乗り物などを追加し、安定性の向上やバグ修正なども目指すとしています。
タイトル:Denizen
対応機種:PC(Steam)
発売日:2024年4月30日
価格:2,300円
日本語:あり