新レジェンド・オルターのアビリティの使い方は?“別次元”に関する新たな展開は?新シーズン「アップヒーバル」配信中の『Apex Legends』開発スタッフインタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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新レジェンド・オルターのアビリティの使い方は?“別次元”に関する新たな展開は?新シーズン「アップヒーバル」配信中の『Apex Legends』開発スタッフインタビュー

別次元から来た新レジェンド・オルターや刷新されたブロークンムーンなど新要素満載!

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新レジェンド・オルターのアビリティの使い方は?“別次元”に関する新たな展開は?新シーズン「アップヒーバル」配信中の『Apex Legends』開発スタッフインタビュー
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エレクトロニック・アーツとRespawn Entertainmentは、バトルロイヤルシューター『Apex Legends』の最新シーズン「アップヒーバル」を配信中です。

「アップヒーバル」では、謎に包まれた新たなレジェンド・オルターが追加されたほか、刷新されたマップ・ブロークンムーンが登場。期間限定のソロモードやカスタマイズ可能になったAPEXアーティファクト、多くのレジェンドのアップグレードの調整など、盛り沢山の内容です。

Game*Sparkでは、2024年4月に行われたメディア向けセッション後に開発チームへのメールインタビューを実施。オルターや新ブロークンムーンなど、さまざまな気になる部分についてお聞きしました。


新シーズン「アップヒーバル」開発チームメールインタビュー

回答者

  • Evan Nikolich氏 - Design Director(デザイン・ディレクター)

  • Steve Young氏 - Lead Level Designer(リード・レベルデザイナー)

  • Mike Button氏 - Events Lead(イベント担当リード)

  • Ian Holstead氏 - Alter Designer(オルター担当デザイナー)

  • Jaclyn Seto氏 - Alter Narrative Writer(オルター担当ライター)

――オルターの戦術アビリティ「ヴォイドパッセージ」の移動は、他のレジェンドのアビリティで感知できますか?

Ian氏:基本的にオルターの戦術アビリティは他のレジェンドのアビリティとはインタラクトしないようになっています。例えば、それでコースティックのバレルを投げることはできません)。なので、基本的にアビリティについては分かりやすくなっています。

――ポータルの出口にワットソンのフェンスを置いた場合はダメージを喰らいますか?

Ian氏:そうですね。ポータルからは段階的に出る仕様なので、必ずしもフェンスにぶつかることはないのですが、移動後のスペースにフェンスがあればぶつかってしまいます。もちろん、ポータルへと戻ろうとした際にも処理しなければぶつかりますね。

―― 「ヴォイドパッセージ」を使って上空にあるジップレールにアクセスするといった使い方も可能ですか?

Ian氏:基本的にはできません。ポータルは固い表面のところに置く必要があるのでジップレールに置くことはできません。それから、ヴォイドサイフォン(高いポータルにアクセスする
ために使うロープ)を使うと、ポータルを通り抜けてしまうので、ジップラインのように建物の途中まで登るという使い方も難しいですね。

――パッシブアビリティ「リフトの贈り物」は他のプレイヤーがデスボックスを調べていた場合も使えますか? 相手が狙っていた武器やアイテムを先に貰うといった戦略もできるのでしょ
うか?

Ian氏:もちろんできますよ!ただし、オルターが他の人が見ているデスボックスにアクセスすると、それがデスボックスのスクリーンに表示されてしまいます。なので、もし同じデスボックスにアクセスしていたら気付くことができますよ。

――アルティメットアビリティ「ヴォイドネクサス」は強力能力を持つ反面、使い所が難しそうです。開発チームが想定している使いやすい場面はどういった状況でしょうか?

Ian氏:いい質問ですね!「ヴォイドネクサス」をよく使える場面は例えば3つ考えられます。まず1つ目は、他のチームが来る前にこのアルティメットアビリティを安全な場所に投下するということです。状況がまずくなった場合にチーム全体で下がり、状況をリセットすることができます。

2つ目は、自分が集団戦の後方にいる場合です。チームメイトの誰かが倒されたときに戻れるように安全な場所に投下することができます。

3つ目は、チームメイトが進化ハーベスターにアクセスするといった、他の目標をクリアする間にオルターがリングに入って「ヴォイドネクサス」を置くことで、仲間がエリア内に追いつけるようにサポートするという使い方ですね。

――新たなブロークンムーンは大小さまざまなPOIが追加されるということですが、これまでのマップで起きていた「中盤の接敵が少ない」という面は解消されるのでしょうか?

Steve氏:新しいPOIと結合部分の大規模な見直しを行い、より健全で予測可能になるプレイヤーのローテーションがPOI間で起こるようになるはずです。その結果として、敵との遭遇に関しては混乱が少なくなり、もっと戦略的な戦いが繰り広げられるようになると思います。

――新しくなったマップでの環境変化について、とても興味深いです。植生などを含んだ今回の変化について特別な台詞があるレジェンドは誰がいるのでしょうか?

Steve氏:シアとカタリストが同じチームにいるときに発生する音声を新たに収録しました。

――ソロモードではコンジットのパッシブのような「チームメイトがいることで効果を発揮するアビリティ」は使えなくなるのでしょうか?

Mike氏:ソロモードではレジェンドのアビリティに関する変更を加えていません。そのため、結果的に、このゲームにあまり当てはまらないアビリティを持つレジェンドもいます。ただし、ソロモードになったことで、より強力な影響のあるアビリティになったレジェンドもいますね。

――レジェンドアップグレードなど、さまざまな新要素が登場したシーズン20でしたが、全体的なユーザーからの反応はどのようなものだったでしょうか?

Evan氏:ユーザーからは好評でした!プレイヤーの多くが早速シーズンをプレイして、色々なレジェンドとチームの組合せに挑戦してくれていました。私たちはそこから多くのことを学び、このアップグレードシステムを、シーズンごとにさらに改善していく方法を考えています。

――前シーズンのフィードバックから、今シーズンに活かされたものはどのようなものがありますか?

Evan氏:主な変更点としては、武器周りとレジェンドのバランス/メタに関しての調整ですね。

「アップヒーバル」ではクリプトのパークを明確に強化しました。ニューキャッスルのキャッスルウォールは投射物を破壊するようになり、単にグレネードを投げるための目印となることが無くなるのでもっと役立つようになります。武器に関しては、ロングボウに紫バレルの反動をデフォルトで付け、アイテムを追跡する負担を減らし、ADS速度を上げました。

そして、快適性の大幅アップデートとして、重要なゲームプレイのアクションを妨げていた「チームメイトのバナーを収集するアニメーション」を待つ必要がなくなりました。今シーズンからは回収時のアニメーションを待つことなく、走ったり、撃ったり、殴ったりといった重要なアクションをすることができます。

――オルターがやってきたという「別の次元」というものは、今後作品に大きな影響を与えていくのでしょうか?

Jaclyn氏:開発チームとしては、まず『Apex Legends』の舞台となる現在の次元に集中しています。オルターがどういった次元の人物であるか、などの内容に関しては、今後ゲームのストーリーが発展しない限り、まだ細かく明かしていくことはないと思います。


最新シーズン「アップヒーバル」開催中の『Apex Legends』はPC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに配信中です。

《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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