対戦型のSTGといえば『ティンクルスタースプライツ』や『東方花映塚』が有名ですが、4人対戦ともなると類似作品は少なくなるでしょう。先日開催されたインディーゲームイベント「東京ゲームダンジョン2」では複数人で対戦できるゲームは指で数えられるほどで、ひときわ珍しいゲームに映りました。
本記事ではビビットなデザインの可愛らしい4人の魔法少女を操る、対戦型STG『マジカオス | MAGIC CHAOS』のプレイレポートをお届けします。
◆戦い方はプレイヤー次第。弾幕バトロワを制するのは誰だ。
『マジカオス』は弾幕シューティングとオンラインマルチプレイゲームを組み合わせた、最大4人対戦の「弾幕バトロワ」ゲームです。プレイヤーはそれぞれ特殊能力を備えた4人の魔法少女から一人選び、メインスキルとサブスキルを自由に組み合わせることができます。今回の試遊時点で組み合わせは676通り！
「3方向」などオーソドックスなタイプのショットから弾が徐々に早くなる「アクセラレータショット」など、能力も多種多様。自分の戦闘スタイルで選んでいきましょう。
使ってみて便利だったのは花火のように発射から少し遅れて弾が拡散する「クラスターボム」。相手の移動を見越して「置くように」使うと上手いこと当たりました。
バトルでは3つのライフを削り合い生き残った方が勝利する「ストック制」と、制限時間内により多く他プレイヤーを倒した人が勝つ「タイム制」が用意されています。試遊では2人対戦が多かったため、ライフ制で対戦しました。ちなみに、4人対戦になったらタイム制で倒した数を競う方が盛り上がるのでは、とのことでした。
実際にプレイしてみると、無計画にショットをばら撒くだけでは避ける隙間も多く、なかなか当たりませんでした。さらに各スキルにはクールタイムがあるので、何も出来なくなった隙に攻撃され一気に不利になる場面も。そして各キャラには「前方に氷の壁を作る」「前方への瞬間移動」など特殊能力も備わっており、それらを駆使するのも重要な戦術です。
メインとサブの組み合わせ、クールタイム、間合いの取り方、そして特殊能力……様々な要素を考えながら二手三手先を見据えたプレイが求められそうです。
『マジカオス | MAGIC CHAOS』は2023年を目標にSteamで発売予定とのこと。公式Twitterでは最新情報やイベントの出展情報などが見られるので、プレイしてみたい方はフォローしてチェックしてみると良いでしょう。
