世界で10億人を超える信徒を束ねるカトリック教会のトップ、ローマ法王のベネディクト16世が最近のゲームを名指しして非難されたそう。
語ったテーマは「子供達とメディア: 学習のための挑戦」というものですが、特にゲームやアニメについて注意を促しています。相手がやり手弁護士とかPTAならよくある話なのですが、今回のローマ法王は"公益を保護して真実を支持し、個人の尊厳を守りそして家族への敬意を促すため"、業界のリーダーにまで呼びかけたそう。
こと海外のゲームの恐ろしいところは、表現の過激さそのものよりもその過激な方向性の広さでして、暴力的なゲームもあれば一方で破天荒なまでにハッピーなゲームもあり、さらには実際に信徒を集めて競うようなゲームすらあったりもします。なんだったら非難するよりもむしろ対抗して、攻略するにカトリックの教えが生きてくるようなゲームだって遊んでみたいかも…。
もっとも、それで今度は[b]免罪符を乱発する教会経営シミュレーション[/b]とかが出たら反対どころじゃないかもしれませんが(笑、そういうことをすると[b]プロテスタントに離反される歴史ストラテジー[/b]というのもまた一興…。こんなゲームすらどっちもアリ!?なのが、世界のPCゲームの懐の深さというもの。
バリエーションの一面を見て非難するのも結構ですが、ただの形容詞でしかない聖なる魔法で体力回復とかしてるより、こういうゲームでも作った方が絶対面白くて[b]しかも子供のタメにも[/b]なりますよ[/size] [size=x-small](イメージ: [url=http://www.flickr.com/photos/whitneyarner/57076952/]Flickr[/url])[/size]
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