中国でMMOなどのポータルサービスを運営している[url=http://www.moliyo.com/]Moliyo[/url]という会社が、12万人ものアカウントを不正行為で停止処分にしました。ここまでなら毎度よくある話なのですが、なんと彼らが献血に行ったらそのアカウントを返してくれるんだそう。実は既に100人以上のプレイヤーが、自分達の血液と引き換えにアカウントを復活させるつもりなんだとか……。
その名も[url=http://www.weirdasianews.com/2007/03/20/online-gamers-can-now-pay-with-their-blood/]Weird Asia News[/url]というサイトによると、これに同意したプレイヤーは南京で行われる公開の献血運動に出席し、自ら半リットルの血液を寄付しなくてはなりません。
なんでも以前中国では、数千人の献血ドナーらがHIVに感染してしまう騒ぎがあったそうで、ここ数年来献血の希望者を増やすのに困っていたんだとか。中国では普通、一回の献血で12ドルが提供者に支払われます。
そこで、この会社曰く、「文明的な社会のため、社会的責任や公共の福祉でオンラインゲーマーの評判を高めてください!」……だって。
どうやら日本でも運営されている[url=http://www.cabal.jp/]Cabal[/url]というMMOなどでの話で、アカウントを止められたのは、例によって不正BOTの使用による一斉BANということみたい。迷惑行為でゲームマスターから、仮想世界の監獄入りを命じられたなんて話はわりと良くありますが、そこで現実社会でのボランティアを要求するあたり、さすが中国のオンラインサービスはなんとも先進的(?)といえましょう。
普通のユーザーにも、献血に参加したらフリーアカウントを用意しているそうで、ゲーマーが社会貢献もできてリアル社会での評判アップ、案外いいアイディアなのかも?それともこのゲーム、一度ハマってしまうともう生き血を払ってでも止められないということでしょうか……。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.weirdasianews.com/2007/03/20/online-gamers-can-now-pay-with-their-blood/]WeirdAsianNews: "Online Gamers can now pay with their blood"[/url])[/size] [size=x-small](イメージ: [url=http://www.deviantart.com/print/481415/]DeviantArt[/url])[/size]
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