プラットフォーム、販売元、ゲームデザインなど様々な変更を余儀なくされたFPS、Timeshiftが難産の末に今年いよいよ発売されようとしています。既出の情報が次々と無効になってしまう状況の中で、ようやく現時点でのゲームフィーチャーが判明してきています。数多くの変更があったTimeshiftのポイントを確認してみましょう。
主人公が身にまとうスーツは“[b]auto recall[/b]”機能を備えています。これがTimeshiftの特長である時間操作のフィーチャーとなります。アクションゲ?ムにていくつか採用されたことのある時間操作ですが、タクティカルなFPSである本作では味方の行動などにも影響力を与える戦略的なフィーチャーだといえるでしょう。状況に応じて時間を止めたり、遅くしたり、遡ったりできるこの能力はプレイヤーにシューターとしてだけではなく司令官としての俯瞰的視野も要求するはず。
ゲームデザインも一新されました。スチームパンクを標榜していた本作はよりリアルな近未来へと舞台を変えています。全体の雰囲気はよりダークになったそう。グラフィックも改良を重ねています。Gears of Warによって革新された雨の表現も本作では更新されるかもしれません。建物は破壊可能でキャラクターモデルも正確です。
キャンペーンモードは[b]24のLevel[/b]があり、[b]15?18時間[/b]のプレイができるそう。Gearsのようなリニアなデザインになるようです。残念ながらCo-opモードはないそうですが時間操作というタクティカルな要素がある本作は一人用でも楽しめそう。
マルチプレイヤーモードについて。デスマッチ、チームデスマッチ、キャプチャーザフラッグ、など基本は押さえつつ独自のオプションを追加。[b]ヘルスレベルの増減、武器の有効度の調節、重力レベル[/b]などのパラメータを変更できます。ユーザーはよりホストとしての選択肢を持つことになります。対戦でも“タイムシフト”は健在で、[b]シングルプレイとは異なった時間操作の要素[/b]が取り入れられています。おそらく最大16人での対戦が実現。PCとXbox360でのクロスプラットフォーム対戦は実装されません。
今秋発売のTimeshift。Xbox360用には[b]デモ配信[/b]を予定しているそうですので、そこで仕上がりを確かめたいですね。強大なライバルたちに負けないクオリティを備えていてほしいものです。なお、噂のある[b]PS3[/b]での発売については確認できていません。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.eurogamer.net/article.php?article_id=75697]EUROGAMER[/url]) [/size]
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