初めはすべての原点であるファンタシースターから。
懐かしいパッケージイラストです。本格的RPGとして発売されたのが、このマーク3(マスターシステム)版からでした。当時はCMも気合いが入っており、アニメーション処理されたダンジョンは、ファンを釘付けにしたのでした。FM音源にも対応で、重厚なBGMは評価も高かったのです。
で、海外版がこちら。
早くもパッケージから戦闘状態になっています・・。タイロンは敵のスケルトン(?)を持ち上げてますし、ルツは何だか躍動的過ぎ。主人公のアリサも顔の彫りが深くなって、見た目はもはや別人かも・・。それより何より、ミャウは何処?!アリサの左上にいるコウモリ(?!)がミャウなら、筆者は泣きます(ステッカーが貼ってあるので、その下になっているみたい)。
では2発目は、続編となるファンタシースターII。海外版のみをご紹介。GENESIS版です。
何だか、おどろおどろしいイラストになってしまってます・・。主人公ってこんなに老けてないよぅ。周囲にいる異星人もやたらと「変」です。モンスターだとしても、デザインが気持ち悪すぎ!いくら海外用であっても、色彩的に微妙過ぎるし購入者は首を傾げてしまったかも・・。
最後にファンタシースターシリーズのスタンドアロンタイトル最終作となった(外伝は除いて)、ファンタシースターIVをご紹介。メガドライブ版です(海外はGENESIS版)。
まずは国内版。「ファンタシースター 千年紀の終わりに」として発売されました。
イベントなどで部分的なグラフィックがカットインで入る、などの斬新な演出がこのタイトルの最大の特徴。ハンターズギルドが本編とは別に導入されたり、それぞれのキャラクターに得手となる武器やテクニックが異なるなど、この後に続くファンタシースターのMMO(オンラインとユニバース)に引き継がれる基礎が出来ています。
そして、海外版がこちら。
まるっきりリアル系になっておりますね・・。右のキャラクター(ファルと思われる)はクロー攻撃が得意ではあるものの、作品とは違って「人間にしか見えない」ようになっております(本当はニューマン)。いずれにしても、各キャラクターは表情に彫りも深くなって、英語化されただけのゲームとはとても思えないかも。まだ、IIよりはマシにはなっていますが・・。
世界中でプレイされているファンタシースターシリーズですが、ネット時代になっても人気は衰えず、特にファンタシースターオンラインは絶賛されています。ユニバースも世界的に運営され(多々の問題はありましたが)、人気を保っているようです。オンラインゲームも人気の変化が顕著になっていますので、年内発売の[b]イルミナスの野望[/b]には是非期待を寄せたいところですね。
[size=x-small](ソース: [url=]MobyGames(PhantasyStar)[/url], [url=]MobyGames(PhantasyStarII)[/url], [url=]MobyGames(PhantasyStarIV)[/url])[/size]
【関連記事】
気になる操作は?スタッフは?『NiGHTS: Journey of Dreams』海外インタビュー
発売されなかった幻の『ソニック』動画
米国セガのサイトでセガゲーム・キャラクターの投票を実施
『全然違ウ!海外版カバーアート』一覧
(C)SEGA