3Dモデルデータは、一般にメッシュデータと呼ばれます。このデータにテクスチャ(いわゆる2Dの絵や模様)をそのまま貼り付けたり、直にタブレットなどを使って描き込む事が出来ます。この作成方法を3Dペイントと言うのですが、慣れが必要。3Dペイント機能をサポートしているソフトウェアは他にもありますが、CPUパワーやグラフィックボードパワーをやたらと浪費し、しかもその割には予想した結果と違ったり、そもそもの処理が遅くなるといった欠点があります。ZBrush3はその名の通り、以前から3Dペイント専門ツールで処理速度や正確性には信頼があり、他の3Dモデリングソフトとの親和性も柔軟なことから、一部の制作スタッフの評判を通じて一般にも購入しやすい価格までに下がってきた、というソフトウェアです。
今回のバージョン3では、なんと10億ポリゴン(!)の精密な細分化、マットキャップやパースペクティブカメラなどの機能追加により、3Dペイントだけではないモデリング制作を十分すぎるほどサポートしています。CPUは最大256プロセッサ(!!)、しかもマルチスレッド対応。64ビットCPUにも対応しています(内部コアは32ビット)。
シングルライセンスで70,000円以上するソフトウェアです。興味のある方は、[url=http://www.pixologic.com/home.php]公式サイト[/url]や[url=http://zbjapan.com/]国内フォーラム[/url]などで性能を質問してみるのも良いかも知れません。
※このZBrush3はゲームではありません。ゲームや映画の制作に使われるアプリケーションツールです。
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