Appleの開発者向けカンファレンスで大方の意表をついて[url=http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=2603]公開された[/url]、id Softwareの次世代ゲームエンジンその名も[b]Tech 5[/b]。まだまだ新作ゲームの方は不明なものの、ジョブズとカーマックのカリスマがそろい踏みしたWWDC会場の様子がおなじみGameTrailersにアップされ、手持ちカメラの荒い状態ながら世界で唯一公開された動画を見ることが出来ます。
どうやら今度のTech 5(ちなみに5以前のシリーズは、やっぱり[url=http://www.idsoftware.com/business/technology/]こんな感じ[/url])、Doom 3エンジンの拡張としてこれから発売される[url=http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=detail&catid=31&kindid=105&makerid=10&itemid=101-11520]Enemy Territory: Quake Wars[/url]で大々的に使われている、広大なフィールドを1枚で覆いつくす超巨大テクスチャー技術"Mega Texture"の発展系でもあるみたい。
今回のデモシーンで使われているテクスチャ容量は、このトラックだけで実になんと20GB!ハイエンドPCでも全然メモリに(VRAMどころかメインメモリにも、そもそもDVDにも…)収まりきれませんので、その巨大テクスチャを描画シーンに合わせて適切にストリーミングしながら展開していくテクノロジーのようです。
もっとも解像度のせいばかりでもなく、どうも違いのわかりにくいオフロードレースを舞台にしているのがなんだかちょっと勿体無い感じですが、見渡す限り一つとして同じ地形の繰り返しはナシ!ライバルと比べてこれまでFPS向けに留まってきた感のあるid Software製エンジンで、今度ばかりは本当に様々なゲームで応用が利くのは間違いなさそう。
えーい、どうせならやっぱフライトシミュレータとか[url=http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=detail&catid=&kindid=&itemid=123-10032&kword=Lair]Lair[/url]みたいなゲームに使った方が真価を発揮できそうな気もしますが、新作はホントにレースゲームなの!?これを穴の開くほど眺めながら、待て7月のE3!(…と後は、8月のQuakeConで公開予定なんだって)
[size=x-small](ソース: [url=http://www.gametrailers.com/umwatcher.php?id=72449]GameTrailers[/url])[/size]
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