では、国内版からご紹介。
FC版の[b]ロックマン2 Dr.ワイリーの謎[/b]です。PS版でもイラストが一新されて発売となっていますが、元祖はやはりコレ。数々の個性的な敵キャラクターがデザインされ、一目で「面白そうなゲームかも」と思わせるものになっています。FC時代のロックマンシリーズの中で、トップクラスのパッケージアートと言えます。
それでは、海外版(Megaman2)をご紹介しましょう。まずは北米版…。
ヘルメットに透明バイザーが付いていますね…。本来無いものがあります。しかも敵を撃っているMegamanですが、顔は真正面で「目をつぶっています」。これじゃあ、当たるものも当たりません…。しかもそれ以前に、これは着ぐるみをバッチリ着込んだオッサンの状態なのです!不格好で嫌々身に付けた感じ…。ロックマンはロボットですが、Megamanは実は人間だった、ということなのでしょうか?!
その疑惑にトドメを刺すのが、欧州版(フランス版)であります…。
絶句…。言葉がありません…。やけに自分を強調する堂々たる表情がナイス過ぎます。やっぱり着ぐるみだったのですね。似たような方がスターウォーズに出ていましたが、あちらは分解されながらもアンドロイドで、こちらよりずっとマシであります。コレって誰?!本当にMegaman?!とツッコミどころに苦労しないデザイン。左手にグローブを着け、右手はコブラのサイコガンそっくりな代物!しかもゲームには出てこないはずの恐竜や、やけにリアルな人面岩は衝撃以外の何物でもないでしょう…。魚の化け物まで描かれている、違和感タップリの欧州版です…。
筆者が当シリーズを担当した最初がロックマン(Megaman)でした。あちらも大変衝撃的だったのですが、今回は非常に強力で無敵級です…。ゲーム内容がどれも同じとは思えない、この文化とお国柄のギャップには、いつも驚かされます。今後は欧州版アートにも注目!かも知れませんね。
[size=x-small](イメージ: [url=http://en.wikipedia.org/wiki/Mega_Man_2]ウィキペディア(北米版)[/url],[url=http://www.mobygames.com/game/nes/mega-man-2/cover-art/gameCoverId,56162/]MobyGames(欧州版)[/url])[/size]
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