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●開発はあなたが知っている人達
Dark Voidの開発は、マイクロソフトで[url=http://www.xbox.com/JA-JP/games/c/crimsonskies/]クリムゾンスカイ: High Road To Revenge[/url]を手がけたメンバーによって結成されたAirtight Gamesが担当。過去の経験を生かし、スタジオ処女作となるDark Voidでは、シューターに飛行のエレメンツを追加した。
●バーティカルなレベルデザイン
Dark Voidでは、壁の側面を蹴って上に登ったり、ジェットパックでホバーリングしたり、UFOをキャプチャーして飛んだり、色々な手段で“飛行”することができる。しかしこれらの能力はゲームを進めることで手に入るアップグレードを施す必要があるため、序盤では一般的なサードパーソンシューターのプレイ感覚になるだろう。
●主人公はただのパイロット
プレイヤーはごく普通のカーゴ船パイロットとしてスタート。しかしバミューダトライアングルで事故に遭い、“The Void”に飲み込まれてしまう。主人公はThe Voidの中で別の遭難者と出会い、長く地球に災厄をもたらすWatchersと呼ばれる敵と対峙する。
●アップグレード要素
Dark Voidの素晴らしい点は、主人公がThe Watcherのテクノロジーを使って能力をアップグレードできることだ。最初のミッション終了時に、ジェットパックを手に入れたプレイヤーはホバーと壁登りができるようになる。そしてゲームが終わる頃には、ロケットパックで自由に空を飛べるようになるのだ。しかし、このテクノロジーをどれくらい使用するかによって、主人公が人間ではなくなっていくという葛藤もある。
●バーティカルコンバット
ゲームのキーフィーチャーの一つだと開発者が明言するのは、“バーティカルコンバット”。要所から要所へ飛び移り、崖っぷちにつかまり、敵をつかんで下方に放り投げる。壁面に身を潜めて銃を乱射し、敵の足場を破壊して奈落の下に落とすこともできる。3D酔いするかもしれないって?開発者は、プレイヤーが空と地上の位置を常に視覚的に把握できるように配慮している。
●あなたは飛行機になる!
ゲームが進行すると、プレイヤーはロケットパックをアップグレードして、まるで飛行機のように飛ぶことができる。Crimson Skiesと全く同じ飛行機能が採用されており、ロケットパックモードでは、主人公が本当に飛行機になったかのように感じるだろう。しかし、ただ空を飛んでミッションをクリアするのは非常に困難。敵は熱探知ミサイルなどの兵器を持っており、プレイヤーは慎重なルートを取ることが求められる。しかし、熟達した腕があれば空を飛んで回避してしまうことも可能だ。
●有名作品からのインスピレーション
Dark VoidにはUnreal Engine 3によるビジュアルが用いられており、Gears of Warのようなカバーアクションがそのまま取り入れられているが、バーティカルなレベルデザインにおいてその使用感は異なる。また、ワンダと巨像からインスパイアされたボス戦闘シーンでは、巨大なボスをゆっくりと法則にしたがって倒すという演出がある。“巨像”にも似たボス達の体を、振り落とされないようにジェットパックを使って登っていくのだ。
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●UFOを操れ
バミューダトライアングルが舞台になっているDark Voidでは、主人公がある場所を飛んでいると見つかるUFOを、ハイジャックすることができ、ゲームにGTAのような要素を与えている。プレイヤーはUFOに飛び乗った後、グリップシステムという操作を行い、UFOのパイロットを引きずり出して自分で操縦することもできるし、UFOを破壊して飛び道具として戦闘で使用することも可能。
以上、ソースの詳細プレビューをざっとまとめてお伝えしました。ゲームの全貌がなんとなくつかめてきたはず。Windows PC、Xbox 360、PS3の三つのプラットフォームに対応予定の本作は、発表当初は2008年冬がターゲットになっていましたが、今回のプレビューではTBAに変わってしまっているようです。映像を見る分には、まずまず出来上がっている感触はあるものの、磨きをかけるのにまだ時間が必要なのかも。パブリッシャーCapcomの存在が、作品に与える影響もちょっと気になります。
そのCapcomですが、来週ラスベガスにて自社イベントCAPTIVATE 08 Media Summitを開催予定。このDark Voidも展示されると良いですね。[size=x-small](ソース&イメージ: [url=http://www.1up.com/do/minisite?cId=3167865]1UP: Dark Void: Friendly Skies[/url])[/size]
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