
90年代のプリンセスクラウンから続く、滑らかで美しい2D表現を現代ハードで突き詰めた個性的なグラフィックが、最近は日本国外からもかなりの評判を呼び、先日[url=http://www.nintendowiifanboy.com/2008/09/19/marvelous-oboro-muramasa-youtouden-announced-for-us/]海外でも発売[/url]されることが明らかになった朧村正([b]Muramasa: The Demon Blade[/b])。今度は和の世界を舞台にしたヴァニラウェアの注目作に、今回公開されたトレイラー映像と実際のゲームプレイの様子が見られるようになっています。
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ヴァニラウェアらしい幻想的な色使いは和風になってもますます健在で、これまでにない個性的な世界が展開。圧倒的な密度で書き込まれた背景の美しさもさることながら、ハードがWiiになってエフェクトもパワーアップ、ワイド画面に対応しているのは嬉しいところ。トレイラー後半のまるで、浮世絵が動き出すような大波のアニメーションには日本人でも思わずため息が出てしまいます。
本作でもディレクターを務める神谷盛治氏によると、なんと80年代を代表する和風アーケードクラシック、あの影の伝説や源平討魔伝がお気に入りで、こうした雰囲気に挑戦したいと2年前から今回の企画を始められたとのこと。ちなみにプロジェクトの名前はズバリ『プリンセスクラウン3』(オーディンスフィアが2)と呼ばれていたそうです。
続いて、今回大人気のゲームプレイシーンがたっぷり登場、気になる発売予定は来年の春!ゲームの操作にはWiiリモコンとヌンチャクを使いますが、Aボタンメインのシンプルで多彩な攻撃が可能になっており、今後はクラシックコントローラにも対応予定。従来のヴァニラウェアスタイルのアクションRPGながら、前回のオーディンスフィアと比べるとよりアクション要素の強い作品になるようです。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.1up.com/do/previewPage?cId=3170405]1UP: "Muramasa: The Demon Blade Developer Interview"[/url])[/size]
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