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オンラインバーチャル空間のSecond Life上で、エスコートと呼ばれる売春行為しているイタリア系の女性が、自らの体験談を海外サイトに告白しています。リアルライフでは普通の会社に勤め、スポーツが好きだというPalela Aldersonさんには、もう一つの隠された日常がありました……。
“もしあなたが現実世界で私に会ったら、きっと真面目な子だと思うでしょう。私は中流階級の家庭の生まれで、素晴らしい両親がいます。今は兄と暮らしていて、大学を卒業してからは自分でも大好きな通信関係の仕事に就いています。(中略)でも、他にもまだあるんです。十代の頃から隠している、私のダークサイドのような部分が。私はいつも、誰かの快楽のために自分の体が買われるというアイデアにとても興奮を覚えました。”
本物の売春に密かな憧れを抱いていたAldersonさんは、使い捨ての携帯電話を手に入れて、実際に出会い系のようなサイトに登録をしてみたものの、家族に見つかるのを恐れて実行に移すことができませんでした。そんなAldersonさんが初めてSecond Lifeのことを知ったのは2006年のこと。
“初めはあまり興味が湧きませんでしたが、2007年の夏に、Second Lifeには性的な側面もあることを知り、家族を傷付けることなく、私のダークサイドな願望を実現することができる手段だと考えたんです。その後、私はゲームに参加するようになりました。(中略)実際にゲームの中でエスコートができるようになるまで少し時間が掛かりましたが、ゲームを初めて数日で、私は最初のクライアントを見つけました。Second Life内のアバターの容姿は、現実世界の自分に似せています。なぜなら、エスコートをしているのはキャラクターや役者ではなく、私自身だからです。”
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Aldersonさんによると、直接お金をもらうよりは、プレゼントとして高価なブーツやドレスをもらうことも多いそうですが、一回のエスコートで相手に求めるコストは、ゲーム内の通貨でおよそ2000〜3000リンデンドル。これは、リアルマネーに換算するとおよそ9〜13ドルに等しい額であるとのこと。しかし、Aldersonさんがエスコートを行う本当の目的は、お金をもらうためではなく、スリルを味わうためなんだとか。
“私は一週間に数回、Second Life内でクライアントと2〜3時間の夜を過ごしています。エスコートクラブでダンスをしていると、何のためにそこへ来ているのかみんなわかっているんです。彼らはそこで私を見つけるでしょう。でも、私が新しいクライアントを見つけることは稀で、どちらかという相手をちょっと選びます。”
現在は、リアルライフのボーイフレンドがいないというAldersonさん。バーチャル世界における彼女のダークサイドな日常を理解してくれる恋人を見つけるのは、なかなか難しいようです。[size=x-small](ソース&イメージ: [url=http://www.greenpixels.com/articles/features/2256/I-live-out-my-sexual-fantasy-as-an-online-escort]Green Pixels: I live out my sexual fantasy as an online escort[/url])[/size]
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