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●Game Over Online: 5.2/10
20ドルという値段で売られていることを考慮しても、Stalin vs. Martiansはスルーした方が良いゲームなのは明白だ。
●GamePro: 2/10
魅力的なアイデアが無惨な姿でゲーム化された。こんがり揚がった鈍感で反復運動なゲームプレイ、頻繁で無意味なラグ、バグの量は蟻の巣よりも多い。
●IGN: 2/10
こんなゲームは買わないでください。もし本作が、まともな操作性や魅力的なプロットやはるかに強化されたビジュアルや安定したゲームプレイなどで作られていたら、Stalin vs. Martiansは罪深いほど楽しいカルトクラシック作品になっていたかもしれない。だが、現段階で本作には欠点を補う価値やプレイする理由が見当たらない。
●GameSpot: 1.5/10
このズタボロの残骸のようなストラテジーゲームをプレイするな。見るな。いや、考えることすらやめろ。短所: つまらないし笑えない。戦略性は皆無。イライラするぶっ壊れたミッション。不快なサウンド環境。大量のバグ。グラフィックオプションが存在しない。解像度すら変更できない。クラッシュしまくる。マルチプレイモードがない。メニューに「猫は好きですか?YES/NO」という全く無意味なオプションがある。長所: 踊るスターリン。
●Boomtown: 1/10
本作は今年最も酷い作品としてだけでなく、ゲーム史上最も酷い作品の座を競っている。
踊るスターリンやらピンクタイツの少女やらロックハードなキノコ野郎やら奇抜すぎるプロモーションで、発売前から筆者含めPCゲーマーを困惑させた、クレイジーなリアルタイムストラテジーStalin vs. Martians。ロシアのマイナーデベロッパーが手掛ける型破りなゲームとして一部で話題を呼びながら、リリース後の評価は散々な結果に。なんとPCゲーム歴代ワーストTOP5入りを果たしてしまいました。
トイストーリーやピクミンのぱちもの風エイリアン軍団が火星から突如襲来、ロシアの大地を守るべく迎え撃つのはスターリン率いるソビエト軍!とまあ普通なら企画書段階でボツになりそうな突拍子もないプロットが用意された本作。リアルタイムストラテジーの基本となるリソース収集の要素を見事撤廃し、倒した敵がドロップするコインを集めて自軍がパワーアップするというアーケードライクなゲームシステムになっています。
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ここまで聞くとなかなか可能性が感じられ、サウンドトラックでも光る部分はあったものの、いかんせん作り込みやプレイテストが足りなかったのか、製品バージョンは技術的な問題を多く抱えゲームバランスも滅茶苦茶という残念な完成度に終わってしまいました。
「Stalin vs. Martiansはカルトクラシック作品になっていたかもしれない」というIGNのコメントが全てを物語っていますが、本作のように、ありきたりな王動から脱線してさらに道に迷って崖から落ちたかのような、ある意味で最先端の作品がこれからも現れてくれるのをひそかに願いたいところです。(ソース: Metacritic)
(c) 2008-2009 BWF / Dreamlore / N-Game
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