アメリカはルイジアナ州ニューオリンズで開催されたCGの祭典SIGGRAPH 2009にて、Crytekの最新ゲームエンジンCryENGINE 3の新たなデモンストレーション映像が公開されました。このデモンストレーション映像ではオブジェクトからの間接光(拡散光)をリアルタイムで表現するライティング技術が紹介されています。
あまりのリアルさにプリレンダリングされた映像にも見えますが、後半で光源の位置を変えたりオブジェクトの位置を変えたりしていることから、確かにリアルタイムでレンダリングされていることが分かります。inCrysisでは上記の動画以外にも比較画像や技術資料なども掲載されているので、興味がある方は是非ご覧ください。
もはや実写寸前のハイクオリティグラフィックスを生み出すことが出来るCryENGINE 3はゲームにおけるグラフィックス基準を更に引き上げるものとなるでしょう。CryENGINE 3を採用した初の作品となるCrysis 2にも大きな期待がかかりますね。
(ソース: VG247, ビデオ: YouTube)
【関連記事】
E3 09: CryENGINE 3がいよいよ始動!『Crysis 2』がマルチプラットフォームで発表
GDC 09: 『CryENGINE 3』の新トレイラーとスクリーンショットが公開
GDC 09: 表現力が更にパワーアップした『CryENGINE 3』の映像が初公開
コンソールにも対応したCrytekの新エンジン!『CryENGINE 3』がGDCでデビュー