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Xbox LIVEの最新アップデート以降、非公認のメモリーユニットやハードディスクが使用できなくなり、ユーザーや関連メーカーから反発を受けていた問題で、イギリスの周辺機器メーカーDatelがマイクロソフトに対し訴訟を起こしました。
先週金曜日、サンフランシスコの連邦裁判所に提出された同社の訴えによると、マイクロソフトはXbox 360ユーザーが純正の周辺機器だけを買うように制限しており、これが独占禁止法の違反に当たるとのこと。自動車メーカーが車のオーナーに特定ブランドのタイヤしか買わせないのと等しい行為だと非難しました。
Datelはマイクロソフトに対し、非公認デバイスを排除するアップデートの取り消し、今回のアップデートでDatelが受けた被害の3倍に当たる額の損害賠償支払い、弁護士や訴訟費用の補償を要求。この訴訟に関してマイクロソフトから正式なコメントはまだ発表されていません。(ソース: GameSpot: Datel suing Microsoft over memory-unit lockout)
※記事中の表記を「非純正」から「非公認」に訂正しました。ご指摘ありがとうございます。
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