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NPDから年末商戦の行方を決定づける2009年12月の北米セールスデータが発表されました。Call of Duty: Modern Warfare 2が600万本を売り上げてトップを制覇した11月から一転、任天堂がソフト、ハードともに爆発的なセールスで圧勝する結果となっています。
■ハードウェアランキング
1. Wii: 381万台 (+202%)※前月比
2. DS: 331万台 (+95%)
3. PlayStation 3: 136万台 (+92%)
4. Xbox 360: 131万台 (+60%)
5. PSP: 65万4700台 (+123%)
6. PlayStation 2: 33万3200台 (+64%)
ハードウェアのセールスでは、いずれも300万台を突破したWiiとDSが、5万台の僅差で並ぶPS3やXbox 360を大きく引き離してトップに。全ハード共に前月比増となっているだけでなく、2008年12月と比べてもハードウェア全体のセールスは16%上昇という好調ぶりを見せています。
■ソフトウェアランキング
1. New Super Mario Bros. Wii (任天堂), Wii - 282万本
2. Wii Fit Plus (任天堂), Wii - 241万本
3. Wii Sports Resort (任天堂), Wii - 179万本
4. Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision), Xbox 360 - 163万本
5. Call of Duty: Modern Warfare 2 (Activision), PS3 - 112万本
6. Wii Play (任天堂), Wii - 101万本
7. Mario Kart Wii (任天堂), Wii - 93万6100本
8. Assassin's Creed II (Ubisoft), Xbox 360 - 78万3100本
9. Left 4 Dead 2 (Valve/Electronic Arts), Xbox 360 - 72万8500本
10. Mario & Luigi: Bowser's Inside Story (任天堂) - 65万6700本
ソフトウェア部門では、既にミリオン達成済みのNew スーパーマリオブラザーズ Wiiが1位に浮上。Wii Fit Plus、Wii Sports Resortも加わって任天堂タイトルがトップ3を制覇、実に合計6タイトルがトップ10入りを果たしています。特にNew スーパーマリオブラザーズ Wiiの勢いは止まる様子がなく、「単独プラットフォームでModern Warfare 2より多く売り上げる」というReggie社長の発言も、あながち見当外れではなかったかもしれません。
規模縮小の傾向もあった中、最後の12月で勢いを取り戻した2009年の北米家庭用ゲーム市場。1年間の総売上は190億6600万ドルに上り、前年比割れは8%という結果に落ち着きました。NPDのアナリストは、ハードの普及台数がさらに高まり、初頭から充実のラインナップが並ぶ2010年は、素晴らしいセールスが期待できると予想しています。(ソース: Gamasutra)
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