米国と日本のレビュアーがターンベースRPGをどのように評価する傾向があるか、何か気付いた点がないかを質問された堀井氏は、「なぜ米国のレビュアーがターンベース戦闘システムに対し否定的なのか不思議に思うことがある」という旨の回答をしました。
同氏はリアルタイムシステムも楽しい側面があるとした上で、本作のようなゲームにおいては、ターンベースシステムの方がより多くの戦略性が生まれ、仲間と一緒に遊ぶ場合でもどんな行動を一緒に行うか判断しやすいと指摘。
この発言に対し、海外サイトのコメント欄ではゲーマーから多数の意見が寄せられていますが、ターンベースシステムも好きだという声が大部分を占めている模様です。
余談ですが、同インタビューでドラゴンクエストIXの開発において最も影響を受けた(またはお気に入りの)RPG作品があるかを問われた堀井氏は、先日の市村氏と同様にThe Elder Scorlls IV: Oblivionの名前を挙げました。
ドラゴンクエストIX 星空の守り人(Dragon Quest IX: Sentinels of the Starry Skies)はいよいよ今日北米で発売されます。(ソース: IGN via N4G)
【関連記事】
『ドラゴンクエストIX』は“JRPG”ではない―ディアブロ、オブリビオンから影響
任天堂から発売の海外版『ドラゴンクエストIX』、発売日とボックスアート決定
「あなたはターンベース派?それともリアルタイム派?」投票結果発表
RPGメーカーのObsidian、『クロノ・トリガー』の海外制作に興味
BioWare開発者: 『ファイナルファンタジーXIII』はRPGではない
海外サイトが選ぶ『最も偉大なRPG作品』TOP10