今回中古に関する新たな調査結果「新品を買う人が中古を好まない理由」が報告されています。まずもっとも多かったのが、「ディスクの傷、説明書の紛失がイヤ、単純に新しいものが良い(54%)」。次いで「発売日に手に入れたい(49%)」。そこから少し数字が下がって「特典などが欲しかった(26%)」「限定版が欲しかった(20%)」。となり、「新品で買うことがゲーム産業の経済的安定を助けるから」は16%にとどまっています。
調査を行ったCowen & CompanyのDoug Creutz氏は、70%の人が「長期間遊ぶ計画がある」ゲームを(中古と内容が同じでも)新品で買いたいと思っているという結果を挙げ、「ユーザーがより多くの使用頻度/利用価値をそこに期待できれば、中古より高い新品のゲームを買うことを正統化することも、より容易になる」としています。
発売日に手に入れたいと思わせるほどの期待感、ほしいと思わせる特典、長く遊ぶことを計画させる内容(というより前情報)、さらに言えば、ユーザーに助けたい、応援したいと思わせるメーカーであること。これらの条件が全て揃えば、確かにそのゲームを新品で買う人は多そうです。
一方で、期待に比して内容が伴わないゲームであれば、発売直後に中古が数多くかつ安価で出回り、条件に該当しない人がそちらに流れることになってしまいます。となれば結局、新品で買ってそのまま手放したくないような、いつまでも遊べるゲームをつくることが一番の中古対策、といえるでしょうか。
(ソース: MCV: Why some gamers don’t like pre-owned)
【関連記事】
PC アクセスランキング
-
PC版『モンスターハンターワイルズ』発売直後から約100万人のハンター押し寄せる!既に歴代Steam同接記録TOP10入り
-
発売まであと1ヶ月!群馬でも埼玉でもない「群玉県」舞台のドリフトゲー『JDM: Japanese Drift Master』がホンダとのライセンス契約を発表
-
「9周年ありがとう、すべてのゲームを楽しんでくださる方に感謝を」―『Stardew Valley』制作者、パッチを精力的にリリースしつつプレイヤーに感謝を述べる
-
『モンハンワイルズ』新キャラは『モンハン4』“加工屋の娘”?ジャケットの紋章など共通点で考察が白熱
-
PCでも狩猟解禁! 人気ハンティングアクション最新作『モンスターハンターワイルズ』Steam版配信開始
-
ゲームにまたトーマス…ってこれModじゃないの!?人気鉄道シムに「きかんしゃトーマス」の“公式コラボDLC”登場へ
-
新作対戦ロボゲー『Mecha BREAK』OBTがSteamレビュー「やや不評」…その理由とは
-
映画「ターミネーター2」原作の新作2D横スクACT『Terminator 2D: NO FATE』発表!
-
『モンスターハンターワイルズ』Steam版狩猟解禁午後2時まであとわずか!世界各国での配信時刻やハンターたちの反応はいかに?
-
タマミツネ以外にも「歴戦のさらなる手強いやつ」が来る。『モンハンワイルズ』4月の無料タイトルアップデート情報が公開