
※UPDATE (2011/1/14 11:00): 盗作の疑いがある件に関してCapcomから正式コメントが発表されました。
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2009年にXbox Live アーケードで配信され、高い評価とセールスを記録した2.5Dアクション、'Splosion Man。開発のTwisted Pixelが、とある作品に対し盗作だとして非難の声を上げています。
そのタイトルが、AppStoreでiPhoneなど向けに配信されている、MaXplosion。発売元はCapcom Europeです。この作品に対し、Twisted PixelのプログラマーであるMike Henry氏は、Twitterで以下のような言葉を残しています。
“MaXplosionのゲームプレイ映像を見ると悲しくなる。もし徹底的にゲームを盗もうとするなら、少なくとも何が楽しさのポイントなのか、分かってなきゃいけないのに。”
“借用(borrowing)なら良いさ。ちきしょう、僕らだっていつもそれをしてる。しかしあのゲームは、完全な盗作(theft)だよ。”
これに呼応して、同開発の創設者であるMichael Wilford氏もこんなツイートを残しています。
“MaXplosionについてなんていうべきかよく分からない。いらいらするよ。”
“最高なのは、当初我々はCapcomに'Splosion Manを売り込んだってこと。彼らはノーと言ったけどね。”
“子どもの頃のCapcomはずっと好きだった。だけど何だってこんな変わってしまった?”
“CapcomがComic Humperを出すのが待ちきれない!”
(※Comic JumperもTwisted Pixelの作品)
ゲームデザインだけでなく、“explosion(爆発)”をモチーフにしたタイトルや設定でも類似が指摘される'Splosion ManとMaXplosion。件のTwitterは、Twisted Pixelの公式も含めてこの話題が続いています。続編となるMs. Splosion Manが今秋発売予定ですが、それまでにこの話題がどういった決着を見せるのか(あるいは見せないのか)注目です。
(ソース: Eurogamer: Capcom's MaXplosion is "complete theft")
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