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世界の主な出版社で組織されるAudit Bureau of Circulations(ABC)が最新の調査結果を発表。米国の月刊ゲーム雑誌、 Game Informer Magazine(GI)が発行部数を33%伸ばし、500万部を超える数字を記録していることが明らかになりました。これは、米国のあらゆる雑誌の中でも5番目に位置し、あの『TIME』や『Cosmopolitan』といった日本でも知られる雑誌を上回る部数。GIの成長とは対照的に、インターネット普及の影響などで、雑誌産業全体では1.2%の発行部数減少が報告されています。
Game Informerは1991年にFuncoLandによって創刊。2000年には、ゲーム小売の最大手であるGameStop Corp.によって買収されます。購読すると年間15ドルの割引が行われるなど、GameStopとの連携を通じて大部分の購読者は創出されているとのこと。既にデジタル版でも125,000を超える購読者を獲得しています。
こちらでは2010年前半の雑誌全体の発行部数ランキングを見ることが出来ますが、他のゲーム雑誌は100位以内にすら入っておらず、GIのひとり勝ちの様相。大作の独占アナウンスや特集が行われることも多く、業界全体の注目を集める雑誌となっています。(ソース: Gamasutra)
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