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発生から一週間近くが経過しているPlayStation Networkの世界的な障害ですが、発生原因や被害についてソニーから新たな発表がありました。
SCEAのサービス担当者Patrick Seybold氏が伝えた内容によると、PlayStation NetworkやQriocityのシステムは復旧の目処が立っており、いくつかのサービスは一週間以内にも復帰が予想されるとのこと。
一方で、4月17日から19日の間にネットワークへの不正な侵入があり、PlayStation Networkアカウント所持者の一部のユーザー情報が漏洩したとして、全てのPSN会員に警告のメールを送信する準備をしていると伝えられています。
事故の詳細は現在も調査を進めているそうですが、権限のない第三者が手に入れた情報は、氏名、住所、国、メールアドレス、誕生日、PSNのアカウント名やパスワードなどで、PlayStation Storeでの購入履歴や請求先住所、更にはパスワードの秘密の質問が流出した可能性もあるようです。
また、気になるクレジットカード情報に関しては、現段階で情報が漏れた証拠は見つかっていないそうですが、可能性を否定することはできず、PSN上でクレジットカード情報を提供しているユーザーは、クレジットカード番号や有効期限(セキュリティーコードを除く)の流出に十分な注意が必要とのこと。
同メール文には、個人情報の流出に伴う外部への調査依頼など、今後の対応や予想される事態などが更に詳細に記載されています。日本でもソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンから同様の発表が間もなく行われるはずなので、続報を待ちたいところです。(ソース: PlayStation.Blog: Update on PlayStation Network and Qriocity)
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