平井氏は今後代表取締役会長の立場に退き、現代表取締役会長の佐藤明氏は8月31日付けで退任、“プレイステーションの父”こと久夛良木健氏も6月28日をもって名誉会長の役職を既に退任しているそうです(ソニーのシニア・テクノロジー・アドバイザー職は継続)。
また、Andrew House氏の後任には現エグゼクティブバイスプレシデント兼Co-COOのJim Ryan(ジム・ライアン)氏が就任。
今回の役員人事について、平井一夫氏は以下のようにコメントしています。
“2006年12月に社長就任以来4年半の間に、PS3の継続的なコストダウンをはじめとしたプレイステーションビジネスの体質強化に全社一丸となって取り組み、昨年度は5期ぶりに黒字化を達成することができました。今年度も、PlayStation Vitaの立ち上げ、PS3の更なる普及、ノンゲーム・ビジネスの拡大など、様々なチャレンジがあります。後任社長となるアンディはこれまでに彼が培った経験や専門知識を駆使し、プレイステーションビジネスの更なる拡大と新たな試み実行していってくれるものと確信しています。また、佐藤さんが『プレイステーション』ブランドの確立とビジネスの拡大に果たした貢献ははかりしれません。”
(ソース: プレスリリース)
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