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2011年は近年稀にみるほど大作が数多く発売された年ではなかったでしょうか。特に9月頃から続いた各プラットフォームの大作ラッシュには、どのゲームを購入するか非常に頭を悩ませたユーザーも多かったのではないでしょうか。
そんなユーザー泣かせだった2011年、Game*Sparkのスタッフは年を通してどんなゲームにハマっていたのか、題して『Game*Sparkスタッフが今年最も遊んだゲーム』TOP5を昨年に続きご紹介したいと思います。今回も2011年外にリリースされたゲームもランクイン対象となってますのであしからず(笑)。
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riot_兄
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第1位 League of Legends
Dotaは『WC3』時代に十分遊んだつもりでしたが、本作の個性的かつ膨大な数のチャンピオン、Blizzard作品と共通するアニメーションの素晴らしさ、洗練されたゲームシステムやバランスに取り憑かれて、今年最もプレイしたゲームに。しかしなかなか腕は上がらずランクは急降下する一方……。来年以降立ち直ることができるのか謎です。
第2位 World of Warcraft
予想外に『LoL』に夢中になったせいでしばらく休みがちだった最中、先日大型のパッチ4.3がリリースされ、新ダンジョンはもちろん、複数サーバー間の25人用マッチメイキングRaidが遂に導入。さらに装備の見た目を自由にカスタマイズできる新システムのおかげで、遊びの幅が大きく広がったのも良い感じです。
第3位 Portal 2
エンディングソングを聞きたいがためにシングルプレイは発売直後に一気にクリア。中盤以降の狂気じみたナレーションや盛り上げ方が最高で、単純にバイオレンスな方向に走らずにプレイヤーの想像力を刺激してくれるのは素晴らしいこと。というわけでValveさん、次は本気で『Half-Life 3』に取り掛かってください、マジでお願いします。
第4位 Project Zomboid
拾ったアイテムや武器で『Minecraft』のような合成を行いつつ、ゾンビだらけの巨大なサンドボックス型マップで何日サバイバルできるかを目指すという、まだプレアルファ段階のインディー作品ながら、かなり丹念に作りこまれたPCゲーム。製品版リリースの日が楽しみです。
第5位 Undercroft
今年はようやくiPhooneを購入し、相当数のiOSゲームをインストールしまくったのですが、今のところいちばんはまっているのが本作。昔好きだった『Wizardry VI BCF』や『ダンマス』を思い出させるダンジョン探索RPGで、英語版しかなく作品自体少々古いものの、これが無料で遊べてしまうのは驚き。
RIKUSYO
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第1位 Team Fortress 2
2007年の作品ですが未だに大型アップデートがあって新要素が大量に追加される。一部の武器のバランスがなんやかんや言われますが、それでもやはり面白い。Meet the Pyroが出るまではずっとやってるだろうなぁ(多分Valveは当分出さないと思うが)。
第2位 スーパーストリートファイターIV AE
多分『アーケードエディション』になってからまたやりはじめたんやと思う。以前はダンを使ってたんやけど、今ではハカンをつこうとる。巷では弱キャラなんて言われよるがハカンはロマンや! UC2でツルンいかせたるのが最高に気持ちええんや。CAPCOMはん、とにかくPC版のver2012を早いとこたのむで!
第3位 Minecraft
遂に正式版となった『Minecraft』。それほどがっつりプレイするわけではないけど、急にプレイしたくなる時がある。要塞もまだ発見できてないのでちまちまと進めていこう。
第4位 Saints Row: The Third
プレイレポートでPS3版やらせてもらいましたが、ほぼ完全クリアしました。その後PC版までクリアしてしまいました。『Saints』シリーズは今回が初めてなのですが(PC版の2は一応触ったが操作感が合わなくて積んだ)、なかなか良い感じでしたね。今後の進化が楽しみです。
第5位 Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad
待望の続編でしたが出だしでつまずいてしまった感あり。それでもかなり進化していて素晴らしい。今は『TF2』や『スパIVAE』優先で殆どプレイしてませんが、SDKが出たらまたMOD関係をいじろうかと思っています。
ishigen
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第1位 The Elder Scrolls V: Skyrim
1週目は殆どのサブクエストをスルーしつつ50時間ほどでクリア。現在はスキルを試行錯誤しつつ全制覇を目指して2週目に突入。キャラをロールする楽しさと圧倒的なスカイリム世界の物量に終わりが見えないです。
第2位 Serious Sam 3
前情報では自分も不安でしたが、蓋を開けてみれば個人的には『Killig Floor』以来のアドレナリンドバドバ原始FPS。ただし新敵には多少不満アリ。最近はサバイバルをサクッとやってます。
第3位 Terraria
『Minecraft』が気になっていた頃、何気なくセール中に買ったところドハマリ。2Dドットグラフィックと『ローグ』らしさが気に入り延々と掘っては進み掘っては進み。サンドボックスが好きでなければ逆にオススメかも。
第4位 Dungeon Defenders
ほぼプレイ時間依存っぽいアクションタワーディフェンス感じですが、その緩さと仲間とのコミュニケーションによる連携が心地いい楽しさ。『ファンタシースターオンライン』みたいな古き良きオンゲーの匂いがします。
第5位 R.U.S.E
RTSは『StarCraft II』をブロンズで放置している程度の腕前ですが、このゲームは全体的に進行がゆったりとしており、マルチも緩いチーム戦主流でなかなか楽しめました。テーブルゲームっぽいビジュアルもGood。
ひよKing
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第1位 Dead Space 2
前作もやり込みましたが今作はそれ以上。周回プレイでも全く飽きないのが凄い!リニューアルされたスーツがかっこ良すぎてフィギュアまで買っちゃいました。
第2位 The Elder Scrolls V: Skyrim
放浪だけでなく、料理に鍛冶に錬金、おまけに読書とやりたいことばかりで気が付けばトイレに行くのすら我慢している、そんな相変わらずの中毒性に翻弄されてます。
第3位 Gears of War 3
キャンペーンではラストのテンションに鳥肌が立ち、COOPではHorde 2.0でガッツリ楽しませて貰いました。これでこのシリーズも終わりだと思うと、なんとも寂しいものです……。
第4位 Rise of Nightmares
ホラー好きなら一度は思い描く、自分の腕でゾンビをフルボッコ体験が味わえる貴重なタイトル。ベタな内容ながら、Kinectの新しい可能性を示したという点では十二分に評価できます。
第5位 Stand O'Food 3
プレイしているとお腹が空いてくるナンバー1。この手の経営シミュレーションものは色々とやりましたが、その中でも今のところ一番の出来。ラザーニャ食べたい!
Kako
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第1位 Gears of War 3
ギアーズ・トリロジーもついに完結。最後は“泣かせ&色恋ざた”でちょっぴりチープになった感もありましたが、それでもマイ・ゲーム史にその名を刻むこと間違いなし。ローカライズがいかに大事かを思い知ったシリーズでもあり、正直シューターじゃなくて、RPGでも最悪パズルでもスポーツでもいいので、マーカス&ドムを見たいと思うのです。
第2位 J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS
昨年に続いてサカつく。全称号ゲットまでやりこみました。中盤あたりから楽しいとか楽しくないとかを超えて日常化していくのも恒例。いい選手を発掘するときが一番テンションが上がるのも恒例で、もしかしたらスカウトだけでも楽しいのかも(一流スカウトになろう! 略してスカなろ!)……。
第3位 The Creeps!
2011年は個人的にタワーディフェンス初ハマりの年でした。iPhoneでは10種類以上のTDを遊びましたが、コレはかわいらしいキャラと敵を倒したときのSEの心地よさで圧倒的一番手。次点で『Sentinel 3』あたり。
第4位 マリオカート7
『カルドセプト』3DSで発売決定という報を受け、いそいそと本体を購入。しばらくはすれ違いだけを楽しみつつ、さりげなく『マリカ』を購入。本格的にやるのはSFC以来ながら、いい意味でも(悪い意味でも)変わってなくて安心。去年ハマった某セガのレースゲームと同じ感じで楽しんでいます。
第5位 Child of Eden
ゲームをやってて「うわぁ…」と声にならない声を出したのは久しぶり。それくらい映像と音楽に感動しました。HMDを買ったらもう一回やってみたいと思います。
Ten-Four
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第1位 Dead Island
組んず解れつゾンビと戯れらる近接メインの戦闘が楽し過ぎなうえ、刀で一刀両断した時の爽快感は異常。ハクスラ入っている武器システムも◎で、今もレア武器求めて周回重ねてます。どこぞのゲーム情報系海外サイトで“がっかりゲー”1位に選ばれてたみたいですが意味不明(笑)。
第2位 inFamous 2 & Festival of Blood
自分の中ではアクションゲー最高峰!普段トロフィなどは意識してプレイしませんが、ハマり込んでると何時の間にかプラチナ手に届く圏内に……2つ目のプラチナゲットタイトルです。外伝も新アクションの蝙蝠変化が最高にカッコ好く意味無く多用するのが好き。それにしても外伝、日本では出さないつもりですか?SCEJさん(涙)。
第3位 Warhammer 40000: SpaceMarine
壮大な世界観&ヒストリー、重厚なキャラクター達&ゴルディオンハンマー(笑)にメロメロ。ゲーム内容もシリーズ初のTPSとは思えない完成度の高さで日本版だけでなく公式通販オンリーの限定版も購入するくらいズッポり。これ以上ハマると色々散財し過ぎてヤバいユニバースです。
第4位 真・三國無双6
予約特典のボールペン、趙雲だったのが地味に嬉しかったです。武器替えのヴァリアブル攻撃で栄えるコンボを簡単に作れ、趙雲最強系武器でヒャ〜ハハするの最高に気持ちイイんですよ。ナンバリングでは初のオンラインCOOP対応なのもかなりポイント高いです。
第5位 モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.
“モンハン持ち”出来ない自分はPSP版ではターゲットを視界に捉え続けることが困難で今一狩りを楽しめてなかったのですけど、PS3版で「こんなに狩り楽しかったんだ……」と右スティックの偉大さを痛感させてもらいました(笑)。
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如何でしたでしょうか。2011年は大作・良作が選り取り見取りで、Game*Sparkスタッフ含め、ゲーム好きには本当に幸せな年だったように思います。
2012年は、PlayStation Vitaの本格始動、Nintendo Wii Uの発売、スマートフォン・ソーシャル市場の拡大、そしてPlayStation 3/Xbox 360の次世代機お目見えの可能性など、新たなプラットフォーム登場も有り得る激動の年を予感させますが、プラットフォームなど関係なくより深く長く没頭出来るゲームに、数多く出合える年になって欲しいですね。
【2011*年末記事一覧】
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『ゲーム業界を騒がせた7大ニュース』
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