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GDC 12: CD Projekt Red「DRMはあなたのゲームを守らない」

昨年の『The Witcher 2』での不正コピー騒動やGOG運営などで一貫してDRM非搭載を信念としているCD Projekt Redですが、現在開催中のGDC12でも再びDRMに関する意見を述べています。

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昨年の『The Witcher 2』での不正コピー騒動やGOG運営などで一貫してDRM非搭載を信念としているCD Projekt Redですが、現在開催中のGDC12でも再びDRMに関する意見を述べています。

「今後いかなるゲームにおいてもDRMを利用するつもりは無い」と述べたCEO Marcin Iwinski氏のプレゼンテーションは、ポーランドのパブリッシャーであるCD Projekt Redが、宣伝費を多用せずにどうやって100万本以上を売り上げるようになったかという話にフォーカスしたものとなったようです。またその中で以下のよう意見を言葉にしています。

「ゲームをリリースします。2時間でクラックされます、『The Witcher 2』では即座にやられました。本当に驚くべきことは海賊たちはプロテクトされていないGOGバージョンを使用しないということです。彼等はセキュロムのリテール版を掴み、クラックしてこう言うんです“俺達はクラックしたぞ”……つまりこれはセキュロムが搭載されていないバージョンが同時に発売されることと同じです。貴方は(DRM非搭載の)GOG版が他のものより優れていると思うはずです」

プレゼンテーション後、Joystiqに対しIwinski氏は「DRMは貴方のゲームを守らない」とコメント。DRMの搭載は合法的なユーザーに枷がかかってしまうと主張し、再びその揺らがない信念を見せつけています。
(ソース: Joystiq)


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《ishigenn》
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