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本日Valveは、Steamで今後配信されるゲームをユーザーが選出できる新たなコミュニティープラットフォーム機能“Steam Greenlight”を発表しました。
今年8月より導入予定というSteam Greenlightは、ゲームデベロッパーやパブリッシャーがスクリーンショットや動画を含む自社ゲームの情報をSteam上に登録し、Steam Workshopの柔軟なコンテンツ管理機能を介し、ユーザーがそのゲームを評価したり意見を残すことが可能。
このようにしてユーザーの支持率が高まったゲームは、Valveが開発者にコンタクトを取り、最終的にSteamでのリリースを実現させるという流れになるそうです。
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また、Steam Greenlightではリリース済みのゲームだけでなく、開発中タイトルや初期ビルドの作品も対象にしており、Wikiのように開発者自身が登録ページを更新できるとのこと。これにより、メーカーとユーザーを繋ぐ架け橋としてゲームの品質が高まることにも期待しているということです。
Steam Greenlightの公式FAQページでは更に詳しいガイダンスが記載されているので、ゲームデベロッパーの方は是非チェックしてみましょう。(ソース: Steam Greenlight)
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