GDC2009にてCrytekのボスCevat Yerli氏が、キャンセルしたプロジェクトの一部をCryEngine 3 SDKのForestデモに収録したと発言したことが今回の考察の発端(via Crydev.net)。更にアートデザイナーMaciej Kuciara氏のサイトにて公開されていた“キャンセルされたCrytekゲーム”のイメージが発見され、両方から“森”や“マフラーを巻いた少女”などの共通したアートワークが確認されたそうです。
これらに登場する要素はCryEngine 3の技術デモ映像に度々登場するアニメーションの少女“Jelena”と似通っており、Cevat氏の発言からも、これらは2008年か2009年以前に開発が行われていたキャンセル作品のアートワーク群では無いかと海外サイトDSOGamingは指摘しています。
詳しい経緯はさておき、以下がプロジェクト“Jelena”のものではないかと指摘されているアートワーク群となりますのでご覧ください。






2009年に公開されたCryEngine 3技術トレイラー。
0:35〜から“Jelena”と思われるアニメーションが確認可能
GDC2011にて公開された技術デモ映像
CryEngine 3 SDKに収録されているForestデモ映像。
何者かに追われている男女ペアの姿はどことなく『The Last of Us』を思い浮かべますね。どのようなタイトルとなる予定であったのか非常に気になるところです。
(ソース&イメージ: DSOGaming)
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