
●IGN: 8.8/10
- 総評
- Dead or Alive 5は、疑いの余地がなく、シリーズの最高作である。スピード感と見事なビジュアルをあわせ持つ3D格闘という特徴を保ちつつ、典型的に控えめだった短所のほとんどを取り払っている。登場する男女への目の保養はたっぷりあるとはいえ、格闘ゲームの何たるかである“格闘”部分を優先して席をゆずっている。カジュアルファンには見ているだけで興奮のとっつきやすい格闘体験を与え、同時によりシリアスなプレイヤーには深みと興味を維持する機能を提供。Dead or Alive 5に公平な機会を与えれば、あなたは長い間夢中になれる手強くて大掛かりなエンターテイメント格闘を見つけることができるはず。
- 長所
- グレートなグラフィックとアニメーション
- これまでで最も深みのあるDead or Alive
- 強力なトレーニングモード
- スペクタキュラーなインタラクティブステージ
- 短所
- 時々少しやり過ぎに感じる
●Destructoid: 8.5/10
本作はまだ鉄拳やバーチャファイターのようにテクニカルな対戦格闘ではないが、華やかなファイター達、とっつきやすさ、ファンサービスなど、これまでシリーズファンが親しんできた物を残しながら、そうした方向に前進しているように見える。これはイライラすること無く誰もが楽しめるオールラウンドな格闘ゲームだ
●GameSpot: 7.5/10
- 総評
- Dead or Alive 5は人の目を欺くゲーム: 全てのゴージャスな女性と爆発級ステージの後ろにはダイナミックで楽しめる格闘ゲームが残されている
- 長所
- コンプレックスでパンチの利いた格闘システム
- 安定したオンラインプレイ
- スムースなキャラクターアニメーション
- 短所
- 不十分な練習モード
- リプレイをソートするのは厄介
●Game Informer: 6/10
Dead or Alive 5は良い試合が出来ればまともな格闘ゲームになり得る。だが、全体のパッケージは続編としてはふさわしくない内容。新キャラクターのミラやリグの操作は楽しく、バーチャファイターからのカメオもナイスな追加要素であるものの、本シリーズは単純に対戦格闘ジャンルの中で見られるのと同じような形では進歩出来ていない。2007年の続編だったならこれで十分かもしれないが、2012年においてDead or Aliveは競争相手に大きな差を付けられている。
先週、日本と欧米で同時リリースされたコーエーテクモゲームスの3D対戦格闘シリーズ最新作『DEAD OR ALIVE 5』。板垣伴信氏の脱退後初のシリーズ作として、Team NINJAの手腕が問われる今作。その海外レビュー評価をお送りします。
現在のメタスコアは“Mixed Review”一歩手前の76点を算出しており、ライバル『鉄拳』のレビューではやや辛口だった大手サイトIGNから88点、Destructoidから85点の高得点を獲得するなど、レビュアーの好みが左右したのか若干ばらつきのある印象。ユーザースコアでも76〜77点と全体の評価は一致しています。
シリーズの進化不足を指摘する声がやはり多い中で、グラフィックと演出の出来に関しては概ね支持されており、格闘ゲームファンとライトユーザー両方が楽しめる作りである点も広く歓迎されているようです。(ソース: Metacritic[PS3], [Xbox 360])
【関連記事】
『DEAD OR ALIVE 5』ディレクターがセクシャル描写の開発経緯を明らかに
TGS 12: 『DOA5』から海外展開までたっぷり語ったTeam NINJAリーダー早矢仕氏インタビュー
TGS 12: 『DEAD OR ALIVE 5』プレイアブルデモ対戦レポート
TGS 12: 『DEAD OR ALIVE 5』のローンチトレイラーが炸裂、PSN先行のDL版も発表
ミラ正式公開!『Dead or Alive 5』にパイ・チェン/ゲン・フーも参戦決定
マスターアップも完了!『Dead or Alive 5』のスタッフ対戦決勝動画が公開
キャラクター表現へのこだわりを語る『Dead or Alive 5』デベロッパーダイアリー映像