エンバイロンメントを写したスクリーンショットもいくつか披露され、MMOスタイルのサーバー構造を持つことが分かった人気ゾンビサバイバルMod『DayZ』のスタンドアロンバージョン。公式ブログにて、Dean "Rocket" Hall氏による最新の開発レポートが掲載、Steamでのリリース決定をはじめとする新たなディテールが多数判明しているのでご紹介します。
ゲームプレイやグラフィック設定(視野範囲、シャドウ範囲など)のほとんどはサーバー側で行われる。
ゲームはSteamでリリースし、デルタパッチ、VAC、サーバーブラウザ技術などのSteam機能を利用する。
『L4D』クリエイターのChet Faliszek氏などValveスタッフからのフィードバックを開発に取り入れた。
操作性は完全に見直され、プレイヤーがより環境に入り込めるように、『Minecraft』のようなゲームを見習ってデザインされた。
アニメーションはより反応が早く感じられるようになり、ボタンを押した際は即座にアクションがなされる。
プレイヤーの衣服を導入。ヘッドウェア、ジャケット、ズボン、フットウェアなどがある。
武器やアイテムは実在する物となり、オブジェクト指向として、カスタマイズや状態の悪化といった無限の可能性が生まれる。
プレイヤーのクライアントから発せられたキャラクターアクション要求はサーバー側で処理できるように、プログラマーのOndrej Spanel氏が取り組み中。これはOperation Flashpointがリリースされて以来、最も大きなエンジンの変更となり、DayZをFPSから正真正銘のMMOに変化させる。
マップデザイナーが“ChernarusPlus”に着手。世界を作り直し、新たなアセットや建物を設置、バグを修正、新エリアを追加するなどしている。
簡素化を目指してUIも一新。ここでも『Minecraft』などを参考にしている。
元コミュニティーメンバーに給料を支払ってプロジェクトに取り組ませている。
スタンドアロン版『DayZ』は、年内に基盤となるアルファバージョンのリリースを目標としているものの、Hall氏は場合によって来年にずれ込む可能性もあることを伝えています。(ソース: DAYZ - Dev Report)
【関連記事】
スタンドアロン版『DayZ』はMMOライクなクライアントサーバーアーキテクチャを採用
『DayZ』スタンドアロン版の屋内ショットが初披露! 興味深いディテールも
『DayZ』スタンドアローン版は11月の終わりから12月にローンチ予定、アップデートは2013年初頭に
『DayZ』スタンドアロン版は年内リリース予定、『War Z』など類似作への言及も
超人気Mod『DayZ』のスタンドアロンバージョンが正式発表!
新たなパッケージの販売やSteamでの配信など『The War Z』最新情報が公開