- “Steam Box”はValve社内でも開発しているが、外部メーカーもハードウェアを開発できるオープンなシステムにすることで、制限ばかりを押し付けることなく、より多くの人々が関わることができる
- Valveの自社“Steam Box”の特徴としては、MiracastやGridで使われているような非常に低コストなストリーミングソリューション。
- 専用のGPUとCPUを持つ。
- Valveの方向性は、静音、高パフォーマンス、適切なフォームファクター。
- LinuxベースとなるがWindowsをインストールすることも可能。
- モーション操作をどう利用するかは長い間必死に考えてきたが何も発見がなかった。
- Wii Sportsは今でも頂点のような存在だが、少なくともゲーム開発者の視点では、モーション入力が根本的にゲームをより良いものにするとは見ることができない。
- Valveはモーション操作よりもバイオメトリクス(生体認証)による操作のアイデアがたくさんある。
- 将来、バイオメトリクスデータ入力を活発に利用したValveのコントローラーが登場する。
- 目の凝視を認識するゲイズトラッキングはいずれ非常に重要な存在となる。
- Valveの“Steam Box”は社内で“Bigfoot”と呼ばれており、モバイルの試作機“Littlefoot”もある。
- “Steam Box”はサーバーの役目も持ち、将来的に1台のPCで8台のモニターと8個のコントローラーを接続してゲームを遊べるようなり、全員が準分なパフォーマンスを発揮できる。
Newell氏はインタビューのラストで、「ホームエンターテイメント分野で本当にソニーやMicrosoftと競い合えるのか」という質問を受け、以下のように回答しています。
“インターネットはとても賢いです。実際にユーザーが時間を費やす価値のある何かクールな物を作れば、彼らはそれを受け入れてくれます。反対にクールではない事をして失敗すれば、どれだけマーケティング費用をつぎ込んだところで、見向きもしてくれないでしょう”
ソースのThe Vergeには、CESで撮影されたSteam Box試作機の写真が複数掲載されているので気になる方はチェックです。(ソース: The Verge: Exclusive interview: Valve's Gabe Newell on Steam Box, biometrics, and the future of gaming)
【関連記事】
Valve: “Piston”の他にも複数のカスタムハードウェアプロトタイプがある
CES 13: ValveとXi3がSteam Big Pictureに対応した小型PC“Piston”を展示【UPDATE】
Valveのリビング向けPCはOSにLinuxを搭載、早ければ今年3月のGDCにて登場―海外報道
2012*年末企画 忍耐!『Valveタイムひとまとめ』
リアルマネーでインゲームアイテムを売買できるSteamの新機能“Steam Community Market”が登場
次世代機勢に新勢力か、Valveがリビングルームに特化したPCパッケージを来年発売へ
Valve創設者Gabe Newell氏がAIASの“Hall of Fame”に殿堂入り
Valveが手がける初のハードウェア製品は来年にもパブリックベータが開始
SteamのリビングTV向け新インターフェイス“Big Picture”モードのトレイラーが公開
Gabe Newell: Windows 8はPC業界の人々にとってカタストロフィ
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください