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昨年発売の“お掃除アクション”2Dプラットフォーマー『Dustforce』を手がけたオーストラリアのインディーデベロッパーHitbox Teamが、ブログにて現在開発中の新作『Spire』の情報を公開しています。
『Spire』は起源の分からないモノリシックな塔に登るというFPSで、プレイヤーは限られた資源と知恵を振り絞って上階を目指します。塔の内部は常に変化しており、数々の危険や隠されたシークレットに出遭うのだそうです。以下、ブログで明らかにされた幾つかの要素をピックアップしてご紹介。
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- レベルは自動生成され既成の部屋やスクリプトによるイベントも発生しない。ただし単純なランダム生成ではなく、棚の上の本の配置から壁や床の形状まで意図的に生成される。
- クリーチャー及びアイテムは未知との遭遇による恐怖や発見の喜びを感じてもらうために、奇妙で予期できないものとなっている。
- 『Spire』では探索とミステリーだけでなく、派手で熟練を要するプレイを促進。レベル生成はただ単に走って狙うだけではない、あらゆるスキルを要求するシーンを生み出す。
- 移動に焦点を当てたものや環境を変化させるもの、プレイヤーを自身を保護したり治癒したりするものなど、独特でバラエティに富んだアイテムが登場。プレイヤーは様々なチャレンジを攻略するため右手と左手でアイテムの組み合わせを考える。
- プレイヤーはシード値でのランダム生成や“Weekly Spire”などによるスコアボード上での競争も可能。
- トップスコアを目指すランクモードの他に、練習に役立つオフラインモードを搭載。
- 標準モードに加えて更に困難な“Burdens”モード。個別のスコアボードを搭載。
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まだ情報が少なく実際どのようなゲームプレイになるのかは分かりませんが、Hitbox Teamは『Quake 3』の“CPMA”Mod(下の動画を参照)のようにトリックジャンプや武器の組み合わせを駆使するゲームを目指しているようです。
『Spire』はリリース日は今のところ未定。今後より多くの情報が公開されるとの事なので楽しみに待ちましょう。
(ソース&イメージ: Hitbox Team via )
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