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ファンの熱い情熱によって権利を持つCrytekから公認を受け、有志による開発が進められている『TimeSplitters』シリーズのリメイク作品『TimeSplitters Rewind』ですが、プロジェクトマネージャーMichael Hubicka氏へのインタビューが海外サイトCooking With Grenadesに掲載され、本作の最新情報が伝えられています。
- 開発チームはオリジナルの『TimeSplitters』アセットの使用許可をもらっているが、オリジナルのモデルを参考に全てを再作成する。
- CryEngine 3によってキャラクター、マップ、武器、全てが忠実に再現される。
- 『TimeSplitters Rewind』は『TimeSplitters』からのマルチプレイヤー及びチャレンジに焦点を当てている。
- 現在は8〜16人でのオンラインプレイを予定しているが、開発の間に変更されるかもしれない。チームはプレイヤー数の増加を望んでいる。
- 非常に愛されていた『TimeSplitters』Botも登場。
- BotはLAN/ソロゲームでのプレイヤーAdmin、専用サーバーAdminに対するオプションになる。
- ゲームはModやカスタムコンテンツをサポート。
- CryEngine 3 SDKが対応していないため画面分割は搭載されないが、Crytekが対応すれば搭載する。
- Xbox 360/PS3のコントローラーをサポート。
- 動作環境は未定だが、できるだけ多くのプレイヤーがプレイできるよう手を尽くす。
- 全てではないが過去のゲームからほとんどの特徴を含め、プレイヤー及びサーバーAdminに選択肢を与えようとしている。
- ゲームタイプ及びチャレンジについては全てを搭載予定。
- デモは12月、公式リリースはその後。
- CryEngine 3 SDKも同梱され、デモのリリース時点で利用可能。
- プレイスタイルはクラシック(『TimeSplitters 2』)またはスタンダード(『TimeSplitters: Future Perfect』)のように選択可能。
- 『TimeSplitters Rewind』は最初マルチプレイヤーのみでリリースされるが、上手く行けばオリジナルのストーリーライン(シングルプレイヤー/Co-op)を含むだろう。
- Virusモードを搭載。
- 中核の経験に付け加える要素は殆ど無い。
- 新しいモードを搭載するかどうかは、それがどう感じるかに基づいて判断する。
- 現時点で新キャラクターの追加予定はなし。その理由は作業すべき300以上の既存キャラクターがあるため。
- 何人かのキャラクターはデモあるいは公式リリースにおいて利用可能ではないが、デモの時点でより多く、公式リリースでは更に多くのキャラクターを予定。残りはコンテンツアップデートにてリリース。
- 専用サーバーツールはデモの後、公式リリースの前には確実に公開。
- 武器のヒットスキャンまたは弾道計算はオリジナルの『TimeSplitters』のように両方を使用する。同じものにするのが目標。
- 後にコンソールでリリースする事も視野に入れているが保証はできない。
- 何人かのオリジナルのスタッフと関わっている。オリジナルのボイスアクターとのコンタクトについては開発の終盤でCrytekと協議する。
- デモは事実上のベータ。パッチのリリースやマップ、キャラクターの追加を計画している。
- ゲームの完成時期、公式リリース日は未定。
- 猿が猿であるように、猿に取り組む猿のチームがいる。
完成はまだまだ先になりそうですが、ファンは非常に楽しみなのではないでしょうか。なお余談ですがCrytek UKに『TimeSplitters HD Collection』の実現を求める署名は現在75,000人程が賛同しているようです(目標は300,000人)。
(ソース&イメージ: Cooking With Grenades via VG247)
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