昨年5月に開発が発表されたLarian Studiosの『Divinity』シリーズ最新作『Divinity: Original Sin』ですが、先日より本プロジェクトがクラウドファンディングサービスKickstarterに移行されました。
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本作は、シリーズ最高傑作との呼び名も高いリチャード・ギャリオット氏の『Ultima VII』から影響を受け、クラシックなターンベース制の戦闘やノンリニアなキャンペーンをフィーチャー。『Divinity II』以降、三人称視点で描かれていたグラフィックスタイルを『Divine Divinity』、『Beyond Divinity』時代のトップダウン型に戻すなどゲーム全体を通した原点回帰が謳われています。
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男女2人のメインキャラクターを中心に物語が展開していき、パーティメンバーの会話によって、戦闘や様々な場面に影響を与える新たなダイアログシステムや、異なる素材を組み合わせて一つのアイテムを生み出す事も可能になるなど新たな試みも多数存在。
また、プロジェクトの大きな特徴として、マルチプレイヤーCo-opモードに加えて、マップ、アイテム、キャラクター、シナリオを自身で制作出来る本格的なエディタが付属。アートワークやサウンドも自由を自由に編集し、インターネットを通じて他のプレイヤーとシナリオを共有したり、一緒にゲームをプレイする事が可能になるようです。その他、『Divinity』シリーズの楽しみの一つとして、スタッフの遊び心満載の小ネタやブラックジョークが挙げられますが、残念ながらこちらは今のところ不明。
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冒頭で紹介した通り、40万ドルを目標に進められている本企画ですが残り28日の猶予を残した記事執筆現在、2550人程の支援者から約13万ドルの資金が集まっている模様。25ドル以上の出資からゲームのデジタルコピーが付属、40ドル以上からサウンドトラックや2本分のゲームが貰えるようなので、友人と一緒にプレイする予定の方などは共同出資をするのも良いかも知れません。(ソース&イメージ: Kickstarter)
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