1人の情報提供者は「最近になって変更されていない限りは、Durangoのコンシューマーユニットは使用するためにアクティブなインターネット接続が必要」とEメールを介してコメント。インターネット接続が無ければゲームやアプリを起動することが出来ず、またプレイ中にネット接続が3分間切断すると、ゲームやアプリが中断されネットワークのトラブルシューターが表示されると語っています。(ただしこの切断時間に関しては“記憶が正しければ現時点では3分間”とのこと)
次世代Xboxが常にインターネット接続を必要とするのではという噂は、先月の海外サイトVG Leaksのリーク資料などを筆頭に昨年より何度も伝えられてきたところですが、もう1人の情報提供者は、このオンライン仕様プランが実際に採用されたのは2週間前だと語っています。そのためかKotakuが関係を持つ他の複数のソースは、このオンライン必須に関するプランが本当に存在するのかどうかについて明言できなかった模様。もちろんMicrosoft自身は今回も「噂や憶測にはコメントしない」とKotakuの質問に対し返答しています。
なおこの噂情報を報じたKotaku自身は、インターネット接続の仕様はファームウェアやネット接続を介して変更できるものであると予測されると記し、Microsoftが今後この仕様を変更する可能性があることを記事内で2度にわたり強調しています。
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Kotakuはこの記事の中にて、常時ネット接続に関して発言した全ての人々の反応は懐疑的で、このプランは失敗するだろうと予測し、MicrosoftがXbox 360のポストKinectセールスに慢心したとも、次世代Xboxがゲームでは無くエンターテイメントデバイスとしての位置づけを目指しているのだろうとも語ったと記しています。
一方このニュースが報じられた直後、Microsoft StudiosのクリエイティブディレクターAdam Orth氏はTwitter上で「申し訳ないが、always onコンソール周辺のドラマには要領を得ない。既に全てのデバイスは“always on”だ。それが我々の生きる世界だ」と、Kotakuの記事やその反応に対する反論とも取れる発言をツイートしました。
これに対しBioWareのデザイナーManveer Heir氏が「『Diablo III』や『SimCity』から何も学んでいないのか?一部の人たちのインターネットは接続されていないことを知っているだろう?そんな風に片付けるのは酷い言い草だ」と返答し、さらにOrth氏が「(インターネット接続が無いのなら)電力も接続されていないだろう」と反論。Hier氏が「君は少しばかりノンシティに住んで考え方を変えるべきだ。ゲーマーは非都市エリアにも住んでいる」と答え、Orth氏が「なぜ私がそういった場所に住まなければならない?」と返しています。
ただし後にOrth氏はこのやり取りを日常的に良くある会話の一部だったと釈明し、また非都市エリアに関する問題発言を謝罪、Manveer Heir氏個人に対するtroll(煽り)ツイートだったと説明しています(ただしOrth氏のTwitterは後に非公開に)。Heir氏自身もOrth氏とは友人であり煽り発言は自身に向けられたものだったと述べ、この会話を見て彼を責めないようにとツイートしました。
(ソース: Kotaku , Gematsu)
【UPDATE】一部本文を修正しました。
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