遊園地シム『ローラーコスタータイクーン』や『THE ジェットコースター』など、国内外で密かにジャンルとして根付いているジェットコースター作成ゲーム。海外にてそんなジェットコースターゲーを専門に開発してきたスタジオPantera Entertainmentが、新たなジェットコースター作成ゲーム『Theme Park Studio』を正式発表し、Kickstarterにて開発資金の獲得を目指しています。
『Theme Park Studio』はジェットコースターなどのアトラクションを中心に遊園地を自由にデザインできるシミュレーションゲーム。用意された各種ツールにて遊園地の地形からコースターの微妙な捻りまでを簡単かつ自由にデザインすることが可能で、これに加え本作では火、煙、噴水、花火、天候といった表現をパーティクルエフェクトモジュールにて追加できる点や、風でなびく複雑な草木が生成可能な独自のエンジンなども魅力として挙げられています。
さらに本作では、様々なモジュールを組み合わせることでオリジナルのアトラクションを作り出すことが出来るカスタムフラットデザイナーも収録。映像を見る限りではやや難解そうな雰囲気を受けますが、これはツールを利用することでモジュール同士をジョイント部を介して接続し、これにトルクや力、回転や位置といった数値を与えることでリアルな物理挙動で表現されたオリジナルのアトラクションが作れるというもの。これにパーティクル表現を加えれば、まさに本物さながらの絶叫マシンが作れるというわけです。
これら製作した遊園地はゲストを招き一人称視点でのバーチャルツアーを楽しんで貰うことが可能で、もちろん自身も他人の遊園地へ行きコースターに試乗することが可能。また公式サイトにアップロードしてユーザー間で共有が可能となる予定となっています。
『Theme Park Studio』は5月20日までを期日に8万ドルの資金獲得を目標としており、13万ドルでよりユーザーフレンドリーなツールUIを製作、18万ドルで資金管理などの遊園地シミュレーション要素、さらに25万ドルにてPlayStation 3版の発売を行うストレッチゴールを設けています。発売時期は9月15日とのことです。
(ソース: Kickstarter@Theme Park Studio)
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