GDCなどにも出展していた探索型2Dアクションのインディータイトル『Chasm』のKickstarterが成功しました。締め切りまで残り5日で目標額の150,000ドルに到達。悪くいえばギリギリ、良くいえば身の丈にあった絶妙のプランニングだったことになります。これにて開発チームの生活費等(コーヒー代含む)は確保されました。
成否が微妙な状況下で決まり手となったのは、Twitchで放送中の「MANvsGAME」への出演。放送後わずか9時間で12,000ドルが出資されたとのこと。ユーザーコミュニティとの双方向性を重要視すべしと喧伝される昨今、その手法の一つがあらためて指し示されたと解釈してもよさそうです。
残り4日ほどのためあまり過剰な期待はできませんが、ストレッチゴールとしては160,000ドルで追加サウンドトラック・175,000ドルで実績システム・200,000ドルでアリーナモード・225,000ドルでクラフティングシステム・250,000ドルでローグライクモードなど。「ローグ」と聞くだけで反射を起こす層にとってどうかはともかく、探索系とローグライクは親和性が高そうです。あと100,000ドル、さすがに望み過ぎでしょうか。
ほかにアナウンスされていることとしては、まずファンアートコンテストが5月9日まで開催中。また、Steam Greenlightではまだ賛同を募っています。今回のクラウドファンディング成功は少なからずプラスへ働くことでしょう。
なお、本作Kickstarterでクロスプロモーションとして紹介されているのは『Gaming In Color』『A.N.N.E』『Risk of Rain』の三作。いずれもオールドテイストで『Chasm』に興味を持つゲーマーとの相性は良好そうです。
(ソース: Kickstarter via PC GAMER)【関連記事】探索型2Dアクションのインディータイトル『Chasm』がKickstarter開始、目的は「生活費のため」など
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