先日インディースタジオAAD Productionsより正式発表されたオープンワールドゲーム『Frontiers』をご紹介しましたが、本作のIndiegogoにおけるクラウドファンディングキャンペーンが海外にて先週末より開始されました。目標となる開発資金は8万ドルとなっており、現在1日目にして約4千ドルを獲得しています。
『The Elder Scrolls II: Daggerfall』などのオールドクラシックなオープンワールドゲームにインスパイアされた本作は、2011年からVFXアーティストのLars Simkins氏と音楽のみを担当しているSteve Barnes氏だけで開発が進められているタイトル。先日公開されたトレイラーではほぼ1人で製作したとは思えない広大なワールドを確認することが出来ましたが、今回8万ドルの獲得に成功すれば新たなスタッフを雇用しさらにゲームコンテンツを作り込んでいくとのこと。
今回開始されたIndiegogoキャンペーンのページ内では、詳細が伏せられていた『Frontiers』の根幹となるいくつかのフィーチャーについても言及されています。『Oblivion』よりも広大で継ぎ目の無いワールド、50階建ての塔などを含む数百に及ぶ建造物、枝分かれした物語を描き出す選択肢。プレイヤーは幻覚作用をもたらすモノ含む30種以上の植物や12種類の動物が存在するワールド上で、狩猟や罠の作成、釣り、料理などを楽しむことができ、『Minecraft』スタイルのクラフトシステムやレベリングにとらわれないスキル、本編終了後も続くゲームプレイなどが存在することも明らかにされています。
また本作は他では見られない独自の経路システムやファストトラベルを有しており、マップ上にマークを入れる形で自身の移動経路を作成できるほか、一人称視点で進んでいくユニークな高速移動などを先日から公開されているαビルドのプレイ映像で確認することが可能です。
なおIndiegogoでのキャンペーンが成功すれば、各種コンテンツの更なる追加やMac/Linux、VRヘッドセットOculus Riftへの対応が予定されており、さらに確約は出来ないとされたものの『TES』シリーズのようなフルキャラクターカスタマイズやプレイヤーが建築/所有できる建物に加え、ModサポートやCo-op式のマルチプレイヤーも視野に入れられていることが明らかにされています。
『Frontiers』はWindowsを対象プラットフォームに2014年1月リリース予定です。
(ソース: Indiegogo@Frontires)
【関連記事】
懐かしいThe Elder Scrollsの雰囲気を感じさせるオープンワールドRPG『Frontiers』が海外に登場