2012年にAlmost Humanスタジオがリリースした『Legend of Grimrock』にて再び脚光を浴びることになった古典的なダンジョン探索RPGジャンルですが、同ジャンルではユニークなSci-Fiテーマのタイトル『Space Shock』の開発が海外にて進められています。開発はIdeas Unbound Studioが担当し、現在Kickstarterにてクラウドファンディングを実施中です。
『Space Shock』は剣と魔法を装備した冒険者たちがダンジョンを進むのでは無く、巨大宇宙船や氷の惑星エウロパをアサルトライフルやショットガンを装備した兵士たちが探索するというSci-Fiテーマのタイトル。ドラゴンの変わりに重装備のロボット、トロールの変わりにエイリアン、スケルトンの代わりにミュータントがエンカウントするといった具合に、ダンジョン探索RPGをSci-Fiベースでやったら面白いんじゃないだろうかというコンセプトが魅力となっています。
ゲームには物理ダメージ専門のタンク型Soldier、サポーター兼ヒーラーでありPSI攻撃も行えるAdept、技術&爆発物の専門家Engineer、PSIの専門家Sentinel、スナイパー&アサシン型のMercenaryといった5種類のSci-Fi色溢れるクラスが存在し、それぞれ3種類ずつ用意されているツリーで攻撃専門や肉壁専門など特化を図ることが可能です。
また武器もアサルトライフル、ショットガン、サブマシンガン、ピストル、さらにはロケットやグレネードランチャー、火炎放射器といったヘビーウェポンといった5種類の武器が登場。もちろん敵もロボットやメック、ドロイド、セントリータレットに加え、エイリアンやミュータント、ヒューマノイドなど宇宙船内に似合うお馴染みのSFキャラクター達が登場します。
なおゲームは往来のダンジョン探索RPGと同様にターンベース型を採用しており、通常は1人称視点でパズルや罠に満ちた宇宙船内を探索することになりますが、ユニークなのがパーティーを分割して一斉に操作することが出来るパーティー分割システム。映像ではターンベース戦略ゲームのような俯瞰視点でその内容を確認可能です。また従来のグリッドベース移動に加えFPSのように移動できるFree-Walkシステムも採用しています。
Unreal Development Kitを採用しグラフィックもなかなかに美麗な『Space Shock』は対象プラットフォームPCとなっており、現在Kickstarterにて15万ポンドを目指し東部夏時間の8月22日までクラウドファンディングを実施中。Steam Greenlightにも昨年12月より掲載されています。
(ソース&イメージ: Kickstarter@Space Shock)
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