ドワーフたちを操作して未開の地を切り開いていくという入植シミュレーション『DwarfCorp』が海外にて正式発表されました。開発を担当するのは同作が第1弾タイトルとなる新規スタジオCompletely Fair Games、現在Kickstarterにて2万ドルの開発資金獲得を目指しクラウドファンディングを実施中です。
『DwarfCorp』の舞台はドワーフたちの母国から遠く離れた未開の大地。プレイヤーは国王Dunold the Wiseから入植を許可されたドワーフ会社の地域管理官となり、少数のドワーフ達を指揮して眼前に広がる野を切り開き山を掘り進んで入植事業を進めていくことになります。
ゲーム内ではドワーフを指揮して資材を集め作業所やラボといったフロアを作るほか、採掘した貴重な鉱石を気球経由で母国に売却することが可能で、集まった資金を使えば戦士、マスケット兵といった戦闘職のドワーフや、鍛冶、魔法使いといった特殊スキルの持つドワーフを雇用してさらにすることが出来ます。これを繰り返して入植地とドワーフの一団を拡充していくのが『DwarfCorp』の目標です。
ただしドワーフ達に働いて貰うにはそれなりの生活環境が必要で、プレイヤーは寝床を作ったり、マッシュルーム栽培をして食料を蓄えたり、ある時には酒場を作って彼らを満足させなければなりません。賃金が低かったり生活に満足できない入植地のドワーフ達はストライキを起こしたり、また会社に地域管理官であるプレイヤーの悪評を報告されてしまいます。
ほかにも入植地には盗みを働くゴブリンやもぐら、デーモンといったドワーフ達と敵対している生物たちが存在し、プレイヤーは戦闘職のドワーフを戦わせたりトラップを作って設置するなどして集めた資源を守らなければなりません。
数年前に話題になったローグライクRPG/ストラテジー『Dwarf Fortress』や、ダンジョン運営ゲームの名作『ダンジョンキーパー』といったタイトルが好きな人であればピンと来るであろう『DwarfCorp』。同作はWindows PCを対象プラットフォームにリリース予定、Kickstarterページではプリアルファ版のシンプルなデモも公開されています。
(ソース&イメージ: Kickstarter@DwarfCorp)
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