8月6日、火星探査車「キュリオシティ」が火星に着陸してから1年を迎え、米ワシントンでは記念イベントも開催されていましたが、アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)はVRヘッドセットのOculus RiftとVRデバイスのOmniを利用し、火星探査の研究に役立だてています。
ジェット推進研究所はキュリオシティから送られてきた実際の火星データを使用するシミュレーションソフトを開発。このソフトではOculus Riftで周囲を見回したり、Omniで自由に歩き回る事ができるようです。また上記の映像では火星だけでなく国際宇宙ステーションの内部を体験するシーンも確認できます。
いつか人類が火星に降り立つ時にはOculus Rift+Omniのような仮想訓練デバイスが使われるかもしれません。なおこのシミュレーションソフトは火星が完全にマッピングされた際にダウンロード可能になるかもしれないとの事です。
(ソース: Geek.com via IGN)
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