今回公開されたデモはラップトップ型のコンピューター上にて実演されたもので、謎のキャラクターであるスカルフェイスが登場するシーンから開始。本編“PHANTOM PAIN”へと続くプロローグに当たる“GROUND ZEROES”のプレイシーンが披露され、いくつかのディテールが明らかとなったようです。
- プロローグである“Ground Zeroes“は完全なオープンワールドでは無く、より限られたスペースでスネークをプレイすることになる
- 装備では双眼鏡に加えiDroidと呼ばれるホログラフィックのタブレットが確認できた
- 双眼鏡にて敵兵士を視認すると、頭部に小さな三角マークが表示され敵の位置をマーク可能
- マークした敵の位置は壁や防水シート越しに視認することができる
- 双眼鏡でアイテムを見ると司令部から補助情報が得られる
- HUDやインターフェイスは画面上にほぼ表示されなかった
- 例えばサーチライトが交差する際にレンズフレアが画面上に表示されるなど、スネークの危機を示すインジケーターなど幾つかのHUD情報は周囲の環境から確認することができる
- 階段や閉じられたドアなどに近づいた際にはボタン操作が表示
- 今作ではスネークが光源を利用してアドバンテージを得ることができる
- スネークが敵のサーチライトを操作することで兵士の注意を引き付けることが可能
- 銃に装備したフラッシュライトで一時的に敵を目眩ましさせることが可能
- CQCで捕獲した敵には気絶させる、殺害する、尋問するの3種類の行動が可能
- デモでは捕獲した敵兵士からスカルフェイスが落とした赤色の“XOF“パッチの場所を聞き出し、iDroidを利用してホログラフィックのマップを表示。赤色のパッチがある輸送トラックの居場所をマークした
- デモ中で敵兵士に発見された際に“!”アラームが鳴り始めたが、その瞬間に数秒ほどスローモーションへと移行し、スネークが敵の頭部に弾丸を撃ちこみ、アラートが拡散するのを阻止するシーンが確認できた
- 敵を倒したスネークだったがまた別の2人組の兵士に発見され銃撃戦へ。プレイの様子は従来の『MGS』よりもよりTPSライクに見えた
- ダメージはライフ表示では無く画面上に血が広がるといった表現に変更
- ライフは自動回復する
- デモでもはラン&ガンの様相を見せたが、実際にはジープを利用しスニークプレイすることも可能とのこと
- デモ公開では上記のバレットタイム的な演出やライフの自動回復について詳しい説明はなされなかった
- 小島監督いわく『MGS5』はよりカットシーンが少なくなり、ゲームプレイとシネマティックがスムーズに移行するとのこと
- デモは現行機と同等の性能を持つPC上で動作しており、フレームレートは30FPSだった。次世代機バージョンは60FPSにて動作するとのこと
- 同デモはTGSでも展示予定
UPDATE(2013/9/10): 記事初版にて誤って掲載していたスタジオ名「Kojima Production West Coast」を「小島プロダクションのロサンゼルススタジオ」へと修正しました。訂正しお詫び申し上げます。