1999年に発売されたプレイステーションソフト『俺の屍を越えてゆけ』は、一族にかけられた呪いに立ち向かう子々孫々による長き戦いと、それを表現した高いゲーム性が大きな評判を呼び、PSP版としてリメイクされたほどの人気RPGです。
その名作の魅力を受け継いだ続編『俺の屍を越えてゆけ2』が2014年にPS Vitaへリリースされることは既にお伝えした通りですが、今回は本作の基本的なゲーム性を伺うことができるトレイラーを紹介いたします。
『俺の屍を越えてゆけ2』も、呪いを受けた一族が世代交代を繰り返し、運命や強大な敵、そして無惨な寿命に立ち向かう過酷な状況で生まれる様々なドラマを体験するという、前作の基本を踏襲していることが、映像の中で明かされています。
「短命の呪い」は、人間の一生がたった2年程度に凝縮されてしまい、ゲームプレイの中ではわずか数時間でその寿命を終えてしまいます。その上、人との間に子を成せない「種絶の呪い」もかけられており、2年しか生きられない一族は神と交わることでしか、呪い根絶への希望を繋ぐ道はありません。
基本的なゲーム性は前作を踏襲しており、「育成」「衰退」「継承」「誕生」を繰り返し、目的へと邁進するスタイルのようです。しかし、「ゴールはあっても、ルールはない」と明言されている通り、その過程をどのように歩むかはプレイヤーの自由です。一族をどのように育て、また如何なる時間を過ごさせるのかは、すべてあなた次第。屋敷や街の生活を堪能するもよし、迷宮での探索と戦闘にその短い人生を懸けるもよし。必ず迎える死を前に、あなたの決断と実行が問われることでしょう。
しかし、一族の者が死を迎えても、その屍を超えてゆくのが本作の運命。果たせぬ夢は子から孫へ、一族の想いは途絶えることなく、次の世代へ託されていきます。その全ては、更なる子孫たちに、当たり前の未来を残すために。
血が受け継がれることで、経験や想いは、能力や形見として継承されていき、強大な敵に立ち向かうための力を、一族が少しずつ積み重ねていきます。時間から理不尽な支配を受けている彼らだからこそ、時間を武器に一族を育てあげることができるのです。
こういった基本的な要素や、実際のゲーム映像などがふんだんに詰め込まれたトレイラーとなっています。初出しとなる『俺の屍を越えてゆけ2』ゲームトレイラー、気になる方は直接チェックしてみてください。
「続編に期待される要素は詰め込んだ」との力強いコメントも記されたこのたびのトレイラー。発売まではまだ時間がありますが、今回の映像を見るだけでも、膨らんだ期待すら超える出来映えを見せてくれそうです。来年早々に新情報を公開するとの予告もあったので、それを楽しみに今は続報を待ちましょう。
『俺の屍を越えてゆけ2』は2014年夏発売予定。価格は未定です。
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
関連リンク
編集部おすすめの記事
携帯ゲーム アクセスランキング
-
【拡散希望】PS StoreでPSPゲームを購入するサービスは7月2日に終了しません―その理由をわかりやすく図解【UPDATE】
-
大きな1枚の液晶画面が確認できる、“Nintendo 2DS”分解写真
-
海外レビューハイスコア 『Final Fantasy Tactics: The War of The Lions』
-
今からはじめる『デススピ』―新章突入のPS Vita基本無料オンラインゲームを解説!
-
海外レビューハイスコア 『Etrian Odyssey』(世界樹の迷宮)
-
PSP版『グランツーリスモ』発売から14年を経て裏技発見される―「全ての車をコレクションに追加」「お金を最高金額にする」
-
PSP向けPS Storeが復旧、購入済みデジタル版ゲームが再びダウンロードできるように
-
トロピカルな新色?DS Liteがヨーロッパのショップで予約開始
-
全く新しいバイオハザード?『Resident Evil PSP』はPSP向けに作られた完全新作