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●PC Gamer: 89/100
●IGN: 83/100
●Gamespot: 80/100
- もし運が悪い日にゲームをプレイしようとするなら止した方がいいだろう。これは魅力的なアドベンチャーゲームではあるが、暗く不安を掻き立てるような憂鬱とした現実のテーマがあり、心理的な恐怖としてのゴア表現とモンスターが出てくるからだ。その上、ゲーム中に手に入る文章と、うるさくない程度に遭遇するpig-manの存在が、ゲーム全体のホラーの比重を高めると同時に深みを与えている。
長所
・素晴らしい脚本
・驚くほど驚愕させるシュールな設定
・印象的な声の演技
・不穏な音楽と不安を掻き立てる効果音
短所
・終盤で物語がのろのろと進むことや、反復によるストーリーの水増し
●Destructoid: 70/100
- Good: 間違いなくしっかりとゲームとして確立している。乏しいリプレイ性、ゲームプレイの短さなど様々な欠点を見過ごすことは出来ないが、その体験は楽しいものだ。
●GameTrailers: 72/100
●Joystiq: 70/100
●Eurogamer: 70/100
多くのプレイヤーを恐怖のどん底へ突き落としたFrictional Games開発の一人称ホラーアドベンチャー『Amnesia: The Dark Descent』。その間接的な続編である『Amnesia: A Machine for Pigs』は2012年2月に発表され、何度か延期をし2013年9月10日にリリースされたThe Chinese Room開発のホラーゲームです。Metacriticでは平均73点(レビュー数47)を獲得した、本作の海外レビューになります。
レビューでは、前作『Amnesia: The Dark Decent』と比較されることが多く、短所として電気ランタンになったため燃料を補給する必要がなくなり、恐怖感が薄まってしまったことや、乏しいリプレイ性などが挙げられています。しかし、ホラーとして不安を掻き立てるような効果音やストーリーは評価されています。
全体の点数を見ると、ポジティブ点と中間点は伸びているので、評価はまずまずといった所です。しかし、ユーザーレビューでは中間点がそこそこながら、ポジティブ点とネガティブ点が伸びているため、ユーザーの評価はほぼ二つに分かれている形になっています。
前作より評価を少し落としてしまった本作ですが、ホラーゲームとしての本質は失われていないと評価されているため、一作目を意識しなければ十分楽しめる作品ではないかと捉えることが出来ます。