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先週日曜日に東京は秋葉原で開催されたユービーアイソフトの単独イベントUBIDAY 2013。『ザ・クルー』、『ロックスミス』、『レイマンレジェンズ』といった期待の新作タイトルと共に『アサシンクリード4 ブラックフラッグ』がプレイアブルで展示されていたので、そのプレイレポートをお届けします。
試遊ブースにはPS4版が展示され、その数は先月のTGS 2013の約半数にもなる30台程。それでもピーク時の待ち時間は50分近くにも及ぶ盛況振りを見せ、シリーズの人気を改めて垣間見る事が出来ました。
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今回のデモプレイでプレイ出来たのは、南国の港に停泊した船に乗るジュリアン・ディスカスというターゲットを暗殺するというミッション。ミッション中のマップは主にジャングルが中心となり、基本的なコントロールやアクションの感覚は過去作とほぼ同じですが、木登りや遺跡の壁登りといった、自然を舞台としたアクションが中心となり、市街地の暗殺がフィーチャーされていた過去のナンバリングタイトルとは異なる雰囲気を醸し出しています。尚、今回の試遊では、デュアルショック4のタッチパネルはメニューのマップ画面以外で使用する機会はありませんでした。
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次世代機に移行したグラフィックは勿論過去最高のクオリティ。フレームレートも非常に安定していて、戦闘時や激しい移動のジャンプシーンでも処理落ちする事はありませんでした。南国の島が舞台という事もあり、青々とした海や空といった環境表現は特に力が注がれている印象です。お馴染みのイーグルダイブも確認出来、崖から海へダイブする爽快感はやみつきになりそう。
基本的にジャングルでは草むらや木の上で散策する敵をやり過ごす、もしくは暗殺しながら進んでいく事になり、敵の注意を引き付ける口笛やお金を落とすといったアクションが攻略の要。群衆に紛れて移動していたこれまでのシリーズに比べるとステルス要素が大幅にアップした事も特徴的な点です。
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ジャングルを抜けると開けた港に到着し、いよいよターゲットの暗殺が始まります。今回のプレイでは船のマストに登り、ターゲットが通りかかった瞬間を狙って空中から飛び込んで殺害。暗殺の自由度は高めで、従来のシリーズと同じくプレイヤー各々の方法で攻略する事が可能です。
ゲーム開始からチャプタークリアまで大体15分程プレイ。システム面での大きな変化は無いものの、進化したグラフィックや、PS Vitaでリリースされた『アサシンクリード レディリバティ』に次ぐ、新たな世界観を持った『アサシンクリード』シリーズとして、ファンの方は注目すべき作品です。
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