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Game*Sparkのスタッフが気になるタイトルをピックアップしてご紹介する“気になる*Spark”。今回は2013年10月23日にSteam、Xbox LIVE アーケードにて配信された(PlayStation NetworkやWii Uでも配信予定)、EKO Software開発のアーケードアクションサバイバル『How to Survive』をご紹介。
- プレイヤーキャラクターを3人の中からチョイス、各キャラごとに異なる特徴とスキルツリーを持っている。
- ユニークな動植物と忌まわしき怪物どもに満ち溢れる4つの島を隅から隅まで探索せよ。
- 「サバイバルガイド」のビデオ映像を集め、生き延びるための知恵を学べ!
- ストーリーモードではオフラインで友達と遊ぶことが可能だ。さらにオンラインでは、友達と一緒に8種類のチャレンジに挑戦できるぞ。
- 飛び切りのゲーム難易度をお求めなら「アイアンマン」をお試しあれ。
!注意!グロテスクな表現や残酷表現が苦手な方、18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。
本作の舞台はコロンビア沖合の島。何らかの事故で島に漂着した主人公はそこで出会ったサバイバルの達人Kovacの指導の下、生き延びる術を学び、島からの脱出を図るために同じく島に漂着した様々な生存者からの依頼を引き受けます。本作に日本語字幕はありませんが、英語が全く読めないという人でなければ特に問題は無いでしょう。
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登場する島は全部で4つ。小さな島からスタートし、ストーリーが進むに連れて大きな島へと移動できるようになります。また、特定のアイテムが利用できるようになった後は、それまでに立ち入る事ができなかった場所にも入れるようになります。ミッションによっては島を行ったり来たりしますが、それほど苦にはならない広さとなっています。
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プレイアブルキャラクターはKenji、Jack、Abbyの3人。それぞれ異なる性能とスキルツリーを持っており、特定のキャラクターでしかクラフトできないアイテムもあります。なお、ゲーム中に各キャラクターの性格やバックストーリーが大きくクローズアップされる事はないようです。
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ゲームは基本的にゾンビを倒すのがメインで、サバイバル要素(飲食や睡眠)は控え目。食料や水を求めて必死に生きるというよりは、クラフトで武器や防具をどんどん強化し、ゾンビをバッキバキと倒すのを楽しむべきかもしれません。
クラフトのレシピは多数用意されており、ゲーム中に拾う事で必要な材料を確認できます。しかしながらレシピを取得しなくてもクラフトは可能となっている上に、クラフト画面でも組み合わせ可能なアイテムが分かるので、感覚で組み合わせて新しい武器を作るといった事もできます(木の棒と石を組み合わせて何ができるかは大体想像つきますよね)。
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戦闘は非常にシンプル。斧やチェーンソーなどの近接武器を振り回すか、弓矢や銃器などの遠距離武器で戦います(火炎瓶などもあります)。ゾンビを倒す際はバキャッ!というような小気味良い音がでるのでなかなか爽快。敵がよろめいた際は一撃でトドメを刺せるインスタントキルも発動できます。
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主人公に襲いかかるゾンビは複数の種類があり、通常のゾンビに加えて爆発するデブゾンビ、背が高い硬めのゾンビ、夜だけに登場する光に弱いゾンビ、防弾チョッキやヘルメットをつけたゾンビ、鹿やダチョウのアニマルゾンビ、巨大なタンク系ゾンビ(これはイベント時のみ?)などが登場します。
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グラフィックに特筆すべき点は無いものの、しっかりと作られている印象。また、夜の暗い感じなど淡々とした雰囲気はなかなかのもの。そんな中で見るKovac先生のサバイバルガイドはやけに陽気で、そのギャップに可笑しさを感じます。他のゲームで言えば『Fallout』シリーズのVault-Boyが近いかもしれません。
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「ミッションクリア時と島の移動時にしかセーブされない」「一部の武器の使い勝手が良すぎる」「アイテム保管場所がない」「アイテムの出現バランス」「睡眠ゲージが50%を切らないと眠れない」「サバイバル要素が物足りない」など幾つかの不満点はあるものの、手軽に遊べる良いゲームだと思います。価格も14.99ドル/1,500円とお手頃です。
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Metacriticの平均スコアは100点満点中57点という厳し目の評価となっていますが、ユーザースコアの平均は10点満点中7.4点と悪くはないので、今後のアップデートや拡張などによって不満点が改善されていけば、地味ながらも愛される作品となるかもしれません。
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と、ここまで書いたところで“Heat Wave”DLCが配信開始(Steam/XBLA)となりました。このDLCには「防火スーツ」「焼夷弾のレシピ」を収録。価格は1.99ドル/200円です。