●Official Xbox Magazine: 90/100
●GameTrailers: 87/100
●Game Informer: 85/100
- コンセプト: バットマンがジョーカーと出会う、シリーズの原点を描いている
- グラフィック: ゴッサムシティには時代を感じるまばゆいアーキテクチャーが立ち並んでいる
- サウンド: Troy BakerとRoger Craig Smithは忠実にジョーカーとバットマンの声を演じている
- 操作性: 『アーカムシティ』シリーズとほとんど変わらない操作性
- エンターテインメント性: ジョーカーの登場を描いたストーリーがハイライト部分になるが、多くの雑魚を倒すアクションも充分楽しめる
- リプレイ性: 高い
●Playstation Official Magazine UK: 80/100
●VideoGamer: 80/100
●IGN: 78/100
●Eurogamer: 70/100
●Polygon: 70/100
●EGM: 65/100
●GameSpot: 60/100
- 本作は、その結末を読める作品。バットマン作品の続編としてそのストーリーの先を描くものではなく、他のアーカム作品に期待できる内容が盛り込まれている。よくある自由に動き回りながら戦うところは、新しい要素がなく、直感的な操作ができるという印象より、ルーティーン作業といった印象が強くなってしまっている。この作品が他のアーカムゲームに組み込まれていたとしても、影に潜んでしまうだろう。
●Edge Magazine: 60/100
- 良いゲームではあるが、これは2年遅れの作品。粗暴なバットマンを描く本作は、次世代機が出てくる年にふさわしいゲームではなく、大きな画面や印刷物にて語られるべきである。
●Destructoid: 35/100
海外では10月25日にPS3/Xbox 360/Wii U/PCを対象に発売された『Batman: Arkham Origins(邦題: バットマン:アーカム・ビギンズ)』の海外レビューです。DCコミックスの代表作品である「バットマン」のゲーム「Arkham」シリーズの最新作として注目を集めています。
海外サイトの評価は概ね高め。PS3版は76、Xbox 360版は75、PC版は73といった結果となっています。(レビュー数はPS3: 26、Xbox 360: 37、PC: 7、Wii U: なし)。主要サイトの多くは、前日談を描いたバットマン作品として高く評価しており、舞台ゴッサムシティ公認のヒーローとして活躍する前の、若かりし頃の荒々しい一面が垣間見えるのストーリーはファンは充分に楽しめるものになっているとのこと。
一方低い評価を下している部分としては、新鮮味がない点。操作性などは真新しさがなく、アクション部分は単調になってしまいがちとのことです。
グラフィックについては評価が二分しており、ゴッサムシティやバットケイヴの雰囲気はダークナイトの活躍の場として最高の舞台になっていると評価しているサイトと、こちらも新しさがなく、現行機のポテンシャルを活かし、更に高いグラフィックを求めているサイトもありました。
日本国内では12月5日にPS3/Xbox 360/Wii U向けにリリース予定。高層ビルが立ち並ぶゴッサムシティ、ジョーカーなどを始めとした様々なヴィラン達、映画や過去の「Arkham」作品では見ることがなかった、粗暴なバットマンの一面など、ファンには充分楽しめる作品にはなっていると共に、指摘されているアクション面については、良く言えばシリーズをプレイしていないユーザーは何ら不満なくプレイできるのかもしれません。