マケドニアのビトラに位置するゲームデベロッパーKAMAi MEDIAは、新作アドベンチャーゲーム『sonder』を正式発表しました。対象プラットフォームはPC/次世代機となっていますが、開発はプリアルファ段階となっており、またパブリッシャーも決定していないとのこと。ただしティーザートレイラーがすでに公開されており奇妙なマケドニア産の魅力を放っています。
『sonder』は3人称視点のアクションアドベンチャー作品で、KAMAi曰く「本当の主人公が存在しない」というゲーム。具体的には、プレイヤーは1つの物語の中でプレイするキャラクターを自由に切り替えることが可能で、それぞれのキャラクターにて取った決断が他のキャラクターやゲーム世界に影響を与えていくこととなります。
プレイヤーはオブジェクトやメカ、コンピューターといった装置に対し行動を起こすことが可能で、ゲーム内の出来事はリアルタイムで発生していきます。またなんと『sonder』はシングルプレイヤーに加えマルチプレイヤーでもプレイ可能となっており、KAMAiによれば複数のプレイヤーがそれぞれ異なるキャラクター達を演じることになる模様です。


主人公を切り替えていくアドベンチャーゲームということで、どことなく『街』や『428~封鎖された渋谷で~』といったチュンソフト製アドベンチャーも思い起こさせる『sonder』。具体的なゲームプレイやメカニック、そしてパブリッシャーの決定など含め今後の続報に期待したいところです。