今は亡きゲームデザイナーのMike Singleton氏が開発を手掛けたオリジナル版『Midwinter』は、世界が雪と氷で覆われた2099年の黙示録的なシナリオを採用していた作品で、複数のプレイキャラクターや3Dで表現された一人称視点のグラフィックなど、当時のゲームとしては前衛的な作風で知られ、数多くのメディアから高い評価を獲得していた実績があります。
オリジナル版ゲームプレイ映像
リメイク版はMike Singleton氏が手掛けたクラシックタイトル『The Lords of Midnight』をiOS向けに移植したChilli Hugger Softwareが担当。同スタジオクリエイティブリーダーのDan Whitehead氏は、『Midwinter』は独創性に富み、オープンワールドサンドボックスジャンルに多大なる影響を与えたゲームであったとするも、当時の技術力ではMike氏が描いていたビジョンは制限されてしまっていたとコメント。リメイク版では現代の最先端のビジュアルと処理能力でオリジナルの深さと多様性を描くことを目指していると伝えています。
PC/家庭用機を対象に2015年にリリースを予定している他、2014年前半にKickstarterキャンペーンも実施する計画もあるとのことなので、その続報に注目しておきましょう。