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Steam Controllerの仕様変更やSteam Greenlightの廃止に向けた計画など様々なニュースが舞い込んでいるSteam Dev Daysですが、Valveによる「Steam OS」は音楽やテレビ番組、映画などの各メディア統合環境としての開発も計画していることがイベント内で明らかになり、海外ニュースサイトやTwitterなどで注目を集めています。
ValveのAnna Sweet氏の発言によると、「Steam OSはゲーム以外にも音楽や映画などのストリーミングも視野に入れており、最終公開前に統合環境としてのシステムを整える」とのこと。Valveは以前からSteam OSをゲーム機及びPCではなく「強力なリビングルームハードウェア」と説明しており、単純なゲーム専用機とは一線を画した存在になることを示唆していました。現段階では詳細は公開されておらず、あくまでも「視野に入れている」ことが判明したのみですが、今後のSteam OSの動向における大きなヒントになるかもしれません。
海外ユーザーの間では「まさにリビングを統合するマシーンだ」「XboxからDirectXを取り除いてLinuxを加えたようなものだろうか?」と言った話題が繰り広げられており、Valveが目指す「リビングルームハードウェア」としてのSteam OSに様々な視点からコメントが寄せられています。今までもゲームユーザー達に大きな影響を与え続けてきたSteamですが、どのような形でSteam OSがリリースされることになるのか、そしてゲーマー達の期待に応えながらどのように手を広げていくのか、これからもその続報から目が離せません。