昨日にもWarhorse Studios手がけるCry Engine 3製オープンワールドゲーム『Kingdom Com: Deliverance』がKickstarterに登録され、初日で初期目標ゴール30万ドルを突破するなど大きな注目を集めていますが、Kickstarterでは更なるCry Engine 3製オープンワールドゲーム『Cradle』が登場しています。
2012年頃より海外メディアに取り上げられてきた『Cradle』は、米国ペンシルバニア州のカーネギーメロン大学の学生たちによって立ち上げられたMojo Game Studiosが開発を担当するCry Engine 3製オープンワールドゲーム。大学のゲーマー達によって立ち上げられたMojo Game Studiosは、現在では企業としてのインフラや業界のプロフェッショナルおよびアーティストを有するまでに拡張。自らをインディーゲームデベロッパーと表現していますが、トレイラーから確認できる『Cradle』の幻想的な世界観や美麗なビジュアルは、トリプルA級タイトルにも匹敵するクオリティとなってることが伺えます。




『Cradle』は人間、自然、そして神々が共存していた数千年前、「Anoraの五神」によって統治されている古の時代の世界が舞台。プレイヤーは渇望の神Ostiaの憤怒に追われる亡命中の旅人となり、過去の戦争によって打ち倒された自由と創造の神Aderynの力を借りつつ、Aderynの領域「Cradle(始まりの地)」を取り戻すことを目指します。今回公開された上部のトレイラーで描かれているのは、主人公がOstiaの攻撃から逃れ、わずかに残されたAderynの寺院の1つに逃げ込むシーン。
5人のAnoraの神々が登場する『Cradle』では5種類のワールド環境が存在し、アートワークやスクリーンショットでは多種多様な世界観が確認可能です。ゲーム本編ではレンジャー、パラディン、ドルイド、ソードマン、アルケミストといった5種類のクラスが存在し、それぞれに用意された6種類の武器を使用可能。プレイヤーの腕前に依存するようなスピーディーな一人称視点戦闘が描かれる予定となっています。
武器のアップグレード、材料を採取してアイテムを作り出すクラフティングなど基本的なシステムも揃っている『Cradle』は、PC向けに2016年リリース予定。Kickstarterでは35万ドルが初期ゴールとなっており、現在は2万ドルを集めています。